みのさんはみのさんでも、おもいっきりイイ!!テレビよりいい情報が得られるホテル本。 美野香著 『世界中を旅して見つけたお得でVIPなとっておきホテル40』。
世界各国の1000軒を超えるホテルに宿泊したホテルジャーナリスト・美野香氏の最新刊。
私たちには縁のない高級ホテルばかりが掲載されているかと思いきや、確かに高いことは高いけれど、このサービスが受けられるなら費用対効果が十分と思えるホテルが多数紹介されていました。
この本に紹介されていた40のホテルの中で、私たちが特に泊まってみたいと感じたホテルを2軒、紹介いたします。
1. フランクフルトのホテル 『欲望のおもむくままパッケージ』
HOTEL HESSISCHER HOF ホテル・へシシャー・ホフ
Friedrich-Ebert-Anlage 40 60325 Frankfurt am Main
フランクフルト中央駅から徒歩15分。ヘシシャー・ホフは銀行家の平日利用が多いため、週末は特別お得なパッケージを出している。それは、『欲望のおもむくままパッケージ』(Indulgence - Weekend Package)。
チェックインすると、客室で山盛りのフルーツとチョコレートがプレゼントされ、これは1日2回補充してくれる。ミニバーに入っている品は全て無料。これも毎日補充。
メインダイニングのディナーもパッケージに込み。さらに、ディナー時の飲み物も無料。日替わりの赤ワイン・白ワインが飲み放題で、さらにミネラルウォーターや各種ソフトドリンクも頼み放題。ワインのうち赤白のどちらかは、ヘッセン家のワイナリー産、もう一方はフランス産が日替わりで用意されるので、連泊しても飽きることがない。
ブッフェ朝食もパッケージに込み。世界各国の1000軒ばかりのホテルを体験した美野氏をして、世界ベストテンに入ると言わしめるほどのクオリティ。
フランス産のシャンパンが飲み放題、その他スペイン特産のイベリコハムを始め、種類豊富。
これだけの食事(ディナー・朝食)と飲み物が付いて、2人利用の場合1泊1人あたり、121ユーロ(出版時・2008年2月には107ユーロでしたが、2008年9月現在はこの価格です)。
更に詳しい情報は、こちら。
2. リスボンのホテル 『アメニティ地獄』
Lapa Palace Hotel Lisbon ラパ・パレス・ホテル・リスボン
Rua Pau Da Bandeira 4 1200 Lisboa
ウェルカム・アメニティ……ポルトガル産の陶器いっぱいに詰まったキャンディ、山盛りのフルーツ。パステイス・デ・ナタ(エッグタルト)。ポートワインがボトルごと(と頑丈な木函)。
バス・アメニティ……アズレージョ柄の小皿の上に、シャンプー、コンディショナー、バスジェル(各100mLの大ボトル)。ボディローション、サンタン・ローション、アフターサン・モイスチャー・ローション(各60mL)。リフレッシュ・ローション(50mL)。全てホテルが、イタリアの高級ブランド・ヘレボロ社に特注したオリジナル品。石鹸、フェイシャルソープ(各100g)。歯みがきセット、爪のお手入れセット、靴のお手入れキット、ソーイングキット、櫛、コットンや綿棒。
以上がしめて半日分。ラパパレスでは最高級ホテルの例に漏れず、1日2回のメイドサービスが入り、そのたびに新しいものを補充してくれる。
1週間宿泊するなら、14セットがあなたのものに。その場合、行きのスーツケースは空っぽで。
2人利用の場合1泊1人あたり、177.5ユーロ。時季によって各種割引料金あり。
このホテルも、更に詳しい情報は、こちら。
……この他にも、お得でVIPなホテルが目白押し。
以下の都市に旅行で訪れる予定のある人は、この本に目を通しておいて損はありません。
【ヨーロッパ】 ロンドン、ウィンブルドン、コッツウォルズ(以上イギリス)、パリ、アヴィニョン、アルル、エクス・アン・プロヴァンス(以上フランス)、フランクフルト、ライン河畔、バーデンバーデン(以上ドイツ)、ボローニャ、ピアツェンツァ(以上イタリア)、ブリュッセル、ブルージュ(以上ベルギー)、マドリード(スペイン)、リスボン(ポルトガル)
【北米】 サンフランシスコ、シアトル、デンバー、チャールストン(以上USA)、トロント、モントリオール(以上カナダ)
【アジア】 茨城県水戸市、長野県白馬村、福島県天栄村(以上日本)、陽明山(台湾)、シンガポール、バリ島(インドネシア)
【オセアニア】 シドニー、メルボルン、モーニントン諸島(以上オーストラリア)、オークランド、デヴォンポート、ワイヘキ島(以上ニュージーランド)
コメント (2)
この本、先日、立ち読みしました。当初は高く感じるけど、色々サービスがついていると、気分もいいしお得かもしれませんね。特にその場で食べきれる程度の食べ物や飲み物がついていると嬉しくなります。
「アメニティ地獄」には、本屋であるにもかかわらず、おおうけ。笑っちゃいました。こんなに豪華なものは体験していませんが、使い心地のよいシャンプーやリンスを持ちかえり、さりとて日常はあまり使う機会もなく、家にたまっちゃったことが少なからずあります。それ以来あまりなんでも持って帰らないようにと・・・・。(そういえばホテルの封筒なども好きでしたが、紙はすっかり変質し・・・・ばかですねえ。)
投稿者: 夫婦ともかっぱ | 日時: 2008年12月28日 00:16
日時: 2008年12月28日 00:16
>夫婦ともかっぱさん
明けましておめでとうございます!
お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
「アメニティ地獄」、著者がいたって真面目に書いているところが面白いですよね。
もしここに宿泊して、シャンプーやリンスのみならず、ポートワインを毎日2本ゲットできたら、それこそ笑いが止まらなくなりそうです!
本日たまたま、この本と同じシリーズの『はじめての海外クルーズを成功させる78の秘訣』を読んでいました。クルーズも奥が深いです。
http://www.daikokai.jp/
こんなサイト↑も、初めて知りました。
投稿者: 管理人N | 日時: 2009年01月04日 20:04
日時: 2009年01月04日 20:04