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2002年07月17日

《17-b》 グドヴァンケン → ヴォス → ベルゲン

グドヴァンケン GUDVANGEN


↑ヴォス行きのバスが出発して、17日の旅行記後半がスタート。

 グドヴァンケン発、ヴォス行きのバスは、はじめの数分平坦な道路を進んだあと、曲がりくねった急坂を上っていきました。ここはスタルハイム渓谷。長髪の大きなノルウェー人運転手が、大きなハンドルを右に左にぐるぐる回し、大きなバスは細い山道をはみ出しそうになりながら進んでいきました。


↑【左】運転手は若い男性。【右】右は崖ですが日本のようなガードレールはありません。↑

 そして、崖を上りきったところにあるスタルハイムホテルの前で、バスはいったん停車。眺めを楽しんでください…という趣向のようですが、フィヨルドを見た直後では、スタルハイム渓谷に感動を覚えることはできませんでした。

スタルハイム渓谷
↑【左】スタルハイム渓谷。  【右】ホテルの前でいったん停車。↑


↑スタルハイムホテルと、バス。

ヴォス VOSS

 13:50、バスはヴォス駅前に到着。ベルゲンとミュルダールの間に位置する町です。ベルゲン行きの電車が来るまで少し時間があったので、ヴォスの町を散策しました。


↑緑がきれいなヴォスの町。右後方の建物がヴォス教会。


↑石のベンチ。

 芝生の青さが印象的。ゆっくり時間が流れます。■■と●●が今までに海外旅行で訪れた町の中で、のどかさにかけては随一でした。


↑【左】ヴォス駅。

 ヴォス駅を14:35発。ノルウェー国鉄に乗ること76分。ベルゲン駅に15:51到着しました。これで、ソグネフィヨルド観光は終了。

 まとめとして、『ノルウェー・イン・ア・ナットシェル』利用による、ベルゲン発・ベルゲン着のソグネフィヨルド観光のタイムテーブルを掲載しておきます。

るるぶ北欧2005ベルゲン6:58発
 ↓(ノルウェー国鉄)
ミュルダール9:20着
ミュルダール9:50発
 ↓(フロム鉄道)
フロム10:45着
フロム11:00発
 ↓(フィヨルド観光船)
グドヴァンケン12:30着
グドヴァンケン12:45発
 ↓(バス)
ヴォス13:50着
ヴォス14:35発
 ↓(国鉄)
ベルゲン15:51着

※ このタイムテーブルは2002年7月のものであり、現在は変更されている可能性が高いため、これからフィヨルド観光を検討される場合、Norway in a NutshellのオフィシャルHP地球の歩き方・北欧などで最新の情報をお調べください。

ノルウェー・イン・ア・ナットシェル
↑ノルウェー・イン・ア・ナットシェル。

ベルゲン BERGEN

 1年の半分以上は雨が降るといわれているベルゲン。この日も曇りがちでしたが、雨が降っていないだけ、幸運でした。

アルメニング通り
↑ベルゲンのメインストリート、アルメニング通り。そして、奥に見えるヨハネス教会。

 ノルウェー第2の都市だけあって、メインストリートのアルメニング通りは、観光客がそこそこ多かったです。歩いていると、だいぶおなかが減ってきたので、17:10、港に面したレストランに入りました。


↑【左】池のそばの遊園地。  【右】レストランで遅めの昼食。↑


↑【左】ベルゲンの地ビール、ハンザビール。  【右】サーモンとホタテの料理。↑

 「さすがに、高い!」

 物価が高い北欧の、人気観光地。そして、港に面したロケーションの良さ。これだけそろうと、ビール1杯で50NKR(880円)。ブイヤベースと、魚介(サーモンとホタテ)のブルーベリーソース仕立てを頼みました。まずくはありませんでしたが、値段に比べて「……。」と思う味でした。

 「やっぱり、魚介類は日本がいちばんかもね…。」

 会計を済ませて、ふたたび観光を続けました。いったん食事をすると、それまでの体験がリセットされるような気がします。このときすでに、フィヨルドに行ってきたことがだいぶ前のことに感じました。

ブリッゲン
↑世界遺産に登録されている、ブリッゲン地区。

 レストランを出て、ベルゲン港を左に見ながら歩くこと3分。有名なブリッゲン地区がありました。ブリッゲン地区は、ベルゲン港に沿ってかわいらしい三角屋根の木造建物が並ぶ一帯です。13世紀から16世紀にかけては、ハンザ商人の家や事務所として使用されていたようですが、現在はほとんどが雑貨屋かおみやげ屋になっていました。

ローセンクランツの塔
↑【左】ローセンクランツの塔。  【右】ベルゲン港。↑


↑【左】フロイエン山。  【右】ノルウェー国旗『スカンジナビアン・クロス』。↑

 そして、ローセンクランツの塔を見たあと、来た道を引き返して、ケーブルカーでフロイエン山に登ることにしました。このときすでに19:00でしたが、まだ夕方のような明るさ。
 ケーブルカー(往復70NKR・1232円)に乗ってフロイエン山山頂に登るとベルゲン市街が一望できました。

フロイエン山Floyen
↑【左】フロイエン山展望台。  【右】標高320mからの眺め。↑

フロイエン山展望台
↑雲にさえぎられて、ベルゲンの町はグレーに染まっていました。


【右】ベルゲンの南側はこのような感じ。↑

 日本では全くといっていいほど耳にしない『ベルゲン』という街が、このように確かに存在して、ここで多くの人がが生活をしている…ということを肌で感じるのが、なんだかとてもここちよかったです。

ベルゲンベルゲン市街地
↑【左】住宅地。  【右】カラフルな町並み。↑


【右】ベルゲン港からノルウェー海に出航するフェリー。↑


↑ローセンクランツの塔のそばに、大型フェリーがありました。


↑展望台を少し歩いていると、優しそうな顔のトロルを発見。


↑【左】ベルゲンの象徴的存在である池。  【右】ケーブルカーで下山。↑

 19:30に下山すると、雲が少し晴れてきて、少し青空が見え始めました。ベルゲンの天候は、ガイドブックに書かれているとおり、変わりやすかったです。


↑【左】遊園地にあった像の頭に、鳩が乗っていました。20:04でこの明るさ。↑

 20:15にグランド・ホテル・テルミヌスに到着。

 「今日は、1日フルに観光したね~!」
 「お疲れさま♪」

 今朝、6:40にホテルを出てから、20:15にホテルに戻るまで。■■と●●は、13時間半の間に、とても充実した時間を過ごすことができました。

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