《16》 成田 → ベルゲン
お待たせいたしました!2002年7月の北欧旅行記、初日分を公開です。
日韓W杯終了直後に、ベルゲン、ソグネフィヨルド、ストックホルム、マルメ、
コペンハーゲン、オーデンセを周遊してきました。上の画像は、
フロイエン山の展望台から眺めたノルウェーの港町・ベルゲンです。
2002年6月。日本で初めてのワールドカップが開催されました。サッカー大好きな■■と●●の2人は、
6月1日(土)、アイルランド 1-1 カメルーン(新潟)
6月2日(日)、アルゼンチン 1-0 ナイジェリア(鹿島)
6月15日(土)、デンマーク 0-3 イングランド(新潟)
の3試合を、スタジアムで観戦しました。
↑【左】新潟駅、アイルランドサポーターとともに。 【右】鹿島スタジアム。↑
そしてそれ以外の日、■■の家のテレビは、スカパー!独占放送状態となりました。そのような状態で、急きょ決定した旅行先、北欧。ノルウェー、スウェーデン、デンマークの3カ国。旅行の日程は2002年7月16日(火) ~ 23日(火)。6泊8日。
なぜ北欧に行こうと思ったかというと……
(理由1) 2人とも行ったことのない国に行きたい
(理由2) ヨーロッパに行きたい
(理由3) 東欧は行ったことがないけれど、新婚旅行(2002年10月)で行きたい
(理由4) 治安のいい国がいい
……これらに該当する国が北欧だったのです。やっつけで決定した、スカンジナビア旅行。全ての旅行中で最も楽しいハプニングが待ち受けていることを、■■と●●はまだ知りませんでした。
そして、出発当日。7月16日(火)。
台風7号襲来。
北欧旅行の出発当日、2002年7月16日の関東地方は大雨に見舞われていました。
成田空港第2ターミナルに無事到着したものの、雨は止みません。それでもさすが国際線。一部のアジアへの便を除いて、ほとんど欠航になる便はなかったようです。
成田空港内の銀行で、これから訪れるノルウェー、スウェーデン、デンマークのお札に両替しました。これらの3カ国は、ユーロは導入されておらず、3カ国とも通貨単位はばらばら。成田空港でのレートは以下のとおりでした。
17.61円 = 1 NRK (ノルウェー・クローネ)
14.45円 = 1 SKR (スウェーデン・クローナ)
17.42円 = 1 DKR (デンマーク・クローネ)
38,742円 → 2,200 NKR
18,785円 → 1,300 SKR
19,162円 → 1,100 DKR
およそ8万円を、両替していきました。
↑関東地方を台風7号が直撃し、成田空港は大雨。
SK984 成田11:55発 → コペンハーゲン16:25着 (フライト予定)
11:55に出発の予定でしたが、台風(横風)のため離陸が遅れました。
12:45、スカンジナビア航空のジャンボジェット機は無事に飛び立ちました。
↑【左】スカンジナビア航空の機内です。 【右】エコノミーでも広々。↑
↑詳しくて親切なメニュー。
スカンジナビア航空の機内は、からだの大きな北欧人に合わせて、エコノミークラスでも座席がけっこうゆったりしていました。配置は2-4-2。スチュワーデスは陽気な中年おばさんが。
↑陽気なスチュワーデスさん。
↑【左】デンマークが生んだ偉大なビール、カールスバーグ。 【右】赤ワイン。↑
↑カールスバーグの缶。
↑【左】こちらもデンマーク産のビール、ツボー。 【右】機内食。↑
カールスバーグはしっかりした味と飲みやすさをあわせ持っていて、世界中で愛されている理由が分かるビールです。そして、カールスバーグに比べると知名度で劣るツボーも、似たような味わい。
■■は、この旅行で2種類のデンマーク産ビールにお世話になりました♪
そして、予定より20分遅れて16:45、コペンハーゲン(デンマーク)・カストロップ空港に到着。それから、ここからベルゲン(ノルウェー)行きの航空機にトランスファーしました。
SK864 コペンハーゲン19:55発 → ベルゲン21:15着 (フライト予定)
↑空模様、雲模様。
ベルゲン BERGEN
ノルウェー第2の都市であり、最大の港町。人口約23万人。12世紀から13世紀まではノルウェーの首都であった。1360年頃にはハンザ同盟に加わった。世界で唯一、7つのフィヨルドと7つの山に囲まれた都市。フィヨルド観光の拠点。デンマークで活躍した文学者ルドヴィ・ホルベア、作曲家エドヴァルド・グリーグなどの文化人を輩出した街としても有名。
21:25、ベルゲン空港に到着後、エアポートバスで移動することに。エアポートバスは21:55に空港を出発し、乗ること30分。22:25にベルゲン鉄道駅に到着しました。
ここから徒歩で歩くこと数分。22:35、グランド・ホテル・テルミヌスに到着。鉄道駅に最寄のこのホテルを、日本から予約しておきました。北欧の夏は日没が遅く、22:30を回っているというのに、外はまだ明るいのです。白夜とまではいきませんが、これは生まれて初めての体験♪
↑【左】ホテルの廊下。 【右】サービスでお菓子が置いてありました。↑
目的地へやっと到着し、だいぶ疲れていたものの、明日(17日)はフィヨルド観光予定で早朝に出発する必要があるため、電車などの切符を購入しておく必要があります。
すぐにベルゲン鉄道駅へ向かいました。22:45、幸い窓口は開いていたので、『ノルウェー・イン・ア・ナットシェル』を購入しました。
『ノルウェー・イン・ア・ナットシェル』とは、ソグネフィヨルドを回る観光客向けにつくられた周遊チケットのことで、要するに、下記ルートの乗り物の乗車券全てがセットになったものです。1人629NKR(11,076円)。
ベルゲン→(国鉄)→ミュルダール→(登山列車)→フロム→(フィヨルド観光船)→グドヴァンケン→(バス)→ヴォス→(国鉄)→ベルゲン
このコースのほか、オスロからベルゲンへ向かったり、ベルゲンからオスロへ向かうタイプの『ノルウェー・イン・ア・ナットシェル』もあるようです。
窓口は23:00に業務終了し、閉まりました。ぎりぎり間に合ってよかったです。
ホテルに戻り、沈みゆく夕日とともに、そのまま就寝。
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