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2001年08月01日

〔1-b〕 自宅 → 成田 → フランクフルト

 『日本におけるドイツ年』記念特別企画
 ドイツ・スイス旅行記ゲミュートリヒカイトBlog化!

ドイツ・スイス旅行記

 唐突ですが、『日本におけるドイツ年』を記念して、ドイツとスイスの旅行記をブログ化しようと思います。5月1日から12日まで、毎日1日分ずつの記事をアップしていく予定ですので、よろしくお願いします。
 本当は、ぴったり4年前の日記になるように、2005年8月1日から12日の期間にアップしようと思ったのですが、それだと今夏ドイツ旅行を計画している人に見てもらえなくなってしまうので、少し早めた次第です(*^-^*)。
 それにしても月日が経つのは早いもので、■■と●●が2人で行った初めての海外旅行から4年が経過しようとしています。しかし、ドイツとスイスでの数々の思い出は、今なお記憶に深く刻まれています。
 この旅行は2001年8月1日からスタートしたので、日付がそのまま第○日目を表します。また、通貨の単位は、当時のDM(ドイツマルク)とSFr(スイスフラン)です。
 0.5ユーロ=1DM=60円、そして、1SFr=75円と考えてよいと思います。

成田空港ルフトハンザ
↑【左】混雑している2001年夏の成田空港。  【右】飛行機は、ルフトハンザ航空。↑

フランクフルトの時間機内
↑【左】サマータイムのため、日本との時差は7時間。  【右】機内。↑

 2001年8月1日。10:05に成田を出発したルフトハンザ航空のジャンボジェット。機内には、海外旅行が大好きなカップルが乗っています。その名は■■と●●。2人は、いつも旅行の時にメモ帳を持っていて、電車に乗っている時や、レストランで食後などに、現地での思い出をメモしています。この旅行記は、そのメモを元に、2人が4年前に行った10泊12日のドイツ・スイス旅行を回想したものです。この夏ドイツ旅行を計画されているかたは、ぜひ参考にしてください。

 そもそも、2人がどうしてドイツとスイスに行こうと思ったかというと……
[1]ヨーロッパが好きなのでヨーロッパに行きたいが、2人とも行ったことがない国に行きたかった。
[2]ツアーではなく個人旅行をしたかったので、治安のよさそうな国がよかった。
[3]10泊の休みがとれたので、できれば2カ国行きたかった。
[4]サッカーの盛んな国に行きたかった(これは■■の希望)。
 ……こんな条件を満たす国が、ドイツとスイスだったのです。

 ルフトハンザ機内食で、うなぎご飯が登場。スチュワーデスがとてもいい人で、ビールやワインをいっぱい飲みました。

BECKS
↑ブレーメン産のビール『BECKS』。

機内食機内食
↑【左】フライト後にでてきた機内食。  【右】到着前の機内食はうなぎご飯。↑

 14:40フランクフルト着(予定より10分ほど前に到着しました)。

フランクフルト FRANKFURT

ドイツの商業、金融の中心地。人口651,000人。町の中心に建ち並ぶ高層ビルは、ほとんどが銀行の建物。また、文豪ゲーテの生まれた町でもあり、生家が町の中心に残っている。町の人々は、ゲーテのことを市民の偉大な息子と呼んで、たいへん誇りにしている。

 フランクフルト空港のRegional駅でtegeskarte(1日フランクフルト券)13DMを買い、乗車。ドイツは初めてなので、切符を買うのもひと苦労でした。1日券を買ったのが正解だったかどうかもよく分かりません。
 幸先が少し不安でしたが、電車は森を通り抜けて、16:00頃フランクフルト中央駅に着きました。
 私たちが予約しておいたホテル・インターシティは、駅の本当にすぐ北側。事前に旅行会社(H.I.S.)をとおして予約しておいたもので、2人部屋が1泊7,800円。スーツケースを運ぶ旅行なので、ホテルは駅に近いのが何よりです。

InterCityHotelゲーテ像
↑【左】ホテル・インターシティ。  【右】ゲーテ像は、車道に面して存在していました。↑

 チェックインをして、まず8月3日のロマンチック街道のオイローパ・ブス(ヨーロッパ・バス)の乗車チケットを買いに16:35にホテルを出発。駅のインフォメーションで聞いたら、駅の脇にある「Touring」に行きなさいとの事。
 チケットは、英語で買えました。英会話は、主に●●の担当です。
 フランクフルトの道路は交通量が多いけれど、みな安全運転なので安心でした。マイン川沿いに出ると、観覧車や遊園地などありました。17:00になってもまだまだ昼間と同じように太陽がアスファルトを照らす、フランクフルトの夏。到着したその日に観光できるのは、直行便のある国ならではでした。


↑【左】細い道を通って、マイン川沿いへ。  【右】マイン川沿いにあった観覧車。↑

マイン川
↑穏やかに流れるマイン川。

水れーまー広場
↑【左】涼しげな、フランクフルトの表情。  【右】レーマー広場に到着。↑

 それから、レーマー、レーマー広場、大聖堂を通り、ゲーテハウス(ゲーテの生家)に行きましたが、時間が遅かったのでゲーテハウスは閉まっていました。

ドイツ旅行記
いかにもドイツらしい建物が並ぶ、レーマー広場。旧市街の中心部です。
写真のいちばん右に少しだけ写っているのが、工事中の大聖堂です。

 その後、カメラの電池がかなり消耗している事に気づき、カメラ屋へ。すると、なんと■■が「カメラの電池を下さい。」と話す前に、店員さんが電池を僕のカメラに突っ込んできました。まだ、完全に切れてる訳じゃないのに……。でも、店員の親切と受け取っておきましょう。初日から、私が考えていたドイツ人のイメージと少し違う人と出会い、ちょっと驚きました。しかし、それもそのはず。フランクフルト市民の4人に1人は、移民かもしくはその子孫なのです。
 その後足を運んだ、デパート・カウフホフでは、衣料品が多く夏物のバーゲンをしていました。

Bockenheimer Warte駅
地中にめり込んだように造られている、地下鉄のBockenheimer Warte駅。

 それから地下鉄をU6→S2と乗り継いで、ザクセンハウゼンへ。ザクセンハウゼンは、マイン川をはさんで、フランクフルト中央駅や大聖堂と逆側にある地域。かつての労働者階級が住んでいた土地です。
 アルト・ザクセンハウゼンのZum Grauen Bockというお店で、夕食。通りに面したテラス席に案内され、よっこらしょ。ウェイターさんが「ロマンティシュ!」と言いながらテーブルの上のろうそくに火を付けてくれました。なかなかいいムードです。しかし、メニュー(シュパイゼカルテ)を見てびっくり。ドイツ語メニューは非常に難しい!単語と単語が合体して長い単語になっている(例……豚すね肉の煮込み=Eisbein、豚肉のロースト=Schweinebraten)ので、「豚」「牛」という単語を覚えているだけでは歯が立ちません。イタリア料理のメニューみたいに、見ればだいたい分かるだろうという妄想は、早くも打ち砕かれました。かなり悩んだ末、メイン料理を2つたのんだら、2皿ともソーセージでした!うーむ。美味しかったのでよかったけれど、もっとドイツ料理単語を研究しなければ……。
 でも、ドイツで初のビール、初のソーセージ盛り合わせ + 付け合わせのザワークラウト(酢漬けキャベツ)、初のリンゴ酒。とても素敵な夕食でした。りんご酒は●●にはちょっと強かったみたいです…。実は、アルコールはほとんど飲めないのですが、あまりに楽しかったので少し無理してしまいました。「無理はしない主義でも 君となら してみてもいいよ♪ (Distance 宇多田ヒカル)」

 リンゴ酒
 ソーセージのプレート
 ビール2杯
 ニュルンベルグソーセージ
 合計 51.5DM(約3,090円)

 日没が遅く、夜は21:30位まで明るかったです。
 フランクフルトの夜景は大聖堂の茶色い光と高層タワーの黄色い光がまじり、マイン川に映し出されてとてもきれいでした。どこの世界にもだじゃれ好きな人はいるもので、この景色は「マインハッタン」の夜景と呼ばれるそうです。

フランクフルト夜景
アルテ橋から見たフランクフルトの夜景。
写真がピンぼけだったので、アレンジして絵画のようにしてみました。

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コメント (4)

こんにちは。
 アップルワインと言えば、かつてビーチハンドを観戦したときのことです。
 フランクフルトで行なわれた全国大会の地区予選を見に行きました。
 プログラムを貰おうと本部に行ったところ、「日本人が見に来た」と言うことで、なんと放送をしてくれたのです。
  そうしたらしばらくして、売店の人からアップルワインを3杯も奢ってもらいました。
 野外で大好きなハンドを見ながらアップルワイン・・・最高でした。

 オイローパさん、こんばんは~。
 私は、「ビーチハンド?フランクフルトにビーチなんてあるのかな?」というくらいその種目には無知ですが、いいですね~アップルワイン♪
 私たち夫婦は、2002年7月、デンマーク・コペンハーゲンのパルケンというサッカー場に行き、FCコペンハーゲンの試合を観戦。試合自体は凡戦でしたが、隣に座っていたデンマーク人と仲良くなりました。私がテフティング(当時デンマーク代表だったサッカー選手)の真似をしたら、けっこうウケて、カールスバーグを3杯おごってもらいました。
 海外のスポーツ観戦は、こういう楽しみに満ちていますね!それではまた。

ken:

すっかりごぶさたしてしまいました。
ポルトガルに続き、去年のクリスマス~正月とドイツに行ってきました。
フランクフルトでは、レーマー広場でクリスマスマーケット~クリスマスイブのイベント?を楽しんできました。
クリスマス前は屋台で賑わい、クリスマスイブには、たくさんの人が祝いに集まってました。
ちなみに、大聖堂はいまだに工事中でした。

 kenさん、お久しぶりです。
 大聖堂は、いつ頃完成するのでしょうか(^_^)。
 日本と同じく、ヨーロッパにも大寒波が到来したようですが、グリューワインやクリスマスマーケット。冬のドイツも素敵ですね。
 ホームページの更新を楽しみにしています♪

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