フランクフルト FRANKFURT
2日目の朝。スッキリと目覚め、何が良かったのかは分かりませんが、2人とも時差ぼけはありません。
朝食はホテルで。ビュッフェ形式で、フランス・イタリアなどより充実していました。
7:18ホテルを出発。フランクフルト中央駅まで歩いて2分。
↑【左】リューデスハイム行き電車の車窓から。 【右】座席はこんな感じでした。↑
フランクフルトからリューデスハイム行きの切符を自販機で買い電車に乗り込みました。7:53フランクフルト発 → 9:00ちょうどにリューデスハイム着。
リューデスハイム RUEDESHEIM
ラインの真珠とも呼ばれる小さなかわいらしい町。人口7,000人。ライン河に沿ったなだらかな丘陵地帯を一面のブドウ畑が広がるドイツ有数のワイン産地。有名なつぐみ横丁ではワインの酒場やおみやげ屋さんがぎっしり並んでいる。
リューデスハイムに着いたらまず、KD社のライン川くだり(14:15発)のチケットを購入しました。
リューデスハイムの街並みは、のんびりしていて最高!観光客が多いですが、街全体が何とも言えぬやさしい雰囲気で包まれていました。
10:00発の2人乗りゴンドラ(往復10DM)に乗り、丘の上へ。ゴンドラは、ブドウ畑の上を進んでいきます。進行方向に向かって右にはブドウ畑、左にはライン川や電車の線路を含むリューデスハイムの前景が広がり、思わず感動!
↑2人乗りのゴンドラ。
【右】ゴンドラから見えたリューデスハイムの街並み。↑
結構スピードが出て、少し揺れるので●●はちょっぴりこわかったですが、このゴンドラのスピードに乗って、私たちの旅がいっきに楽しいモードに突入していくのを実感しました。旅行ガイドブックには少ししか載っていないスポットですが、リューデスハイムに訪れた際は、このゴンドラに絶対乗る事をオススメします。
↑ライン川・リューデスハイム・そしてブドウ畑。
↑【左】一生忘れられない、ゴンドラでの10分間でした。
乗る事10分、ゴンドラが到着したのは、ドイツ統一記念碑が立つニーダーヴァルトという小高い丘。
↑ドイツ統一記念碑。
↑【左】のどかなニーダーヴァルト。 【右】映画のワンシーンを思わせます。↑
↑都会の喧騒を忘れさせてくれる空間。
まだ午前中ということもあり、ほどよい日差しでした。とにかく眺めが最高で、空気もおいしい!
↑【左】ドイツ統一記念碑の彫刻。 【右】木陰。↑
そして、初老の夫婦が多くて、いかにも安全な感じの場所でした。■■は今までに海外はイタリアとパリとバルセロナしか行った事がなかったので、海外にもこんなにのどかで安全そうな場所があることに驚きました。
ニーダーヴァルトからの眺め。
「ゲミュートリヒカイト」って、まさにこんな感じ?!
しばらくした後、ゴンドラで降りて、にぎわっているつぐみ横丁でランチをしました。
Hotel Lindenwirtのレストランの広いオープンテラスが、そのままレストランになっていました。トイレは地下にあり、これもかなり歴史的な建物なのでしょう。外から、アコーディオンなどの楽器を生演奏している音楽が流れてきます。料理は、2人で一皿がちょうどよいサイズ。
チキンカツ(中にチーズとハムが入っていました)
フライドポテト
ミックスサラダ
ワイン
ビール
リンゴジュース
合計 40DM(約2,400円)
ウェイトレスを「Excuse me!」と呼んでも無視されてしまいました。英語が通じないのかと思ったけど、ここではテーブルごとにウェイトレスが決まっているらしいです。ちょっとした失敗はつきものですが、それにしても、このレストランのさわやかな雰囲気。ここで食事をして、おいしく感じないわけがありません♪
↑【左】つぐみ横丁にあるHotel Lindenwirtのレストラン。 【右】チキンカツ。↑
↑【左】さわやかランチ。 【右】ドイツビールを堪能。↑
食後、つぐみ横丁のお土産屋をぶらぶら。木彫りのシカや、みつばちのキーホルダーが売っていました。
↑つぐみ横丁。
【右】のどかなメロディーをプレゼントしてくれた音楽隊。↑
↑つぐみ横丁を散歩する親子。
ライン川くだり RHEIN
午後は、ライン川遊覧船でのんびりライン川くだりの旅に出発。リューデスハイムからコブレンツまでのチケットが、1人44DM(2640円)でした。チケットには、ユーロが来年から導入されるにあたり、人々の目(感覚)を慣らすという意味で、ユーロだといくらになるのか(in Euro)も記載されていました。
14:15リューデスハイム発 → 18:15コブレンツ着。
↑【左】ライン川遊覧船。 【右】強い日差しの中、出発。↑
↑【左】椅子はプラスチック製。 【右】ライン川をくだります。↑
船はゆったりで景色をじっくり見ながらクルーズを楽しむことができました。遊覧船のスピーカーからは、ドイツ語、英語に続いて、日本語のアナウンスが流れてきました。
↑ぶどう畑。
↑午前中に訪れたニーダーヴァルトのドイツ統一記念碑が、丘の上に見えました。
けっこう日差しが強かったので日焼け対策は万全に!はじめに座った場所は日が強く照ってきたので、日陰に入るため、途中で座る場所を移動しました。観光客だけでなく、ドイツ人(特に子供連れ)の姿も多く見られました。
↑【左】レインボーアイス。 【右】「うん!」↑
↑【左】ビールがすすみます。 【右】古城。↑
↑不意に出現する古城。
船の上で食べたレインボーアイス4.5DM(約270円)がおいしかったです~♪ボリュームたっぷりでした。そして、ジョッキビールは6DM(約360円)。
↑【左】ライン川の水流。 【右】ネコ城♪↑
↑【左】フェリー乗り場のドイツ国旗。 【右】フェリー前部。↑
↑【左】ネコ城付近の、ザンクトゴアールスハウゼン乗り場。
ライン川くだりでは、さまざまな古城を見ることができます。●●の選ぶ、古城No.1はネコ城!ネコ城は、14世紀に領主であったカッエンエーレンによって建てられ、1806年にナポレオンによって爆破されたが、19世紀以降建て直しが行われました。街の保安と軍備増強の役割を果たしましたが、城内は非公開。
これは、何城でしょう?
コブレンツ KOBLENZ
父なるライン川に母のモーゼル川が合流する町。
古代ローマ人はこの二つの川の合流点をコンフルエンテンス(合流)と呼び、これがコブレンツの地名の起こりである。
この観光船が私たちをリューデスハイムからコブレンツまで運んでくれました。
18:15にコブレンツ到着。
ライン川とモーゼル川の合流点にある岬、ドイチェス・エック(ドイツの角)。日本で岬というと、海にあるものというイメージですが、ドイツでは川にもあるようです。
カイザーヴィルヘルム1世の巨像にのぼって撮影したドイチェス・エック。
船着場からコブレンツ中央駅まで、結構な距離があり、とてもよい散歩になりました。
途中のスーパーでミネラルウォーターを買おうとしましたが、炭酸ガス入りしかありませんでした。仕方がないので、それを1本購入。2DM(約120円)。
この後、当初の予定では電車でマインツ(リューデスハイムとフランクフルトの中間にある町)によるはずでしたが、すでに時間は19:30。ICEでフランクフルトへ直帰しました(19:53コブレンツ発→21:14フランクフルト着)。
フランクフルト FRANKFURT
夜も遅くなっていたため、夕食は、フランクフルト中央駅のパン屋さんで調理パンとビールとジュースを買って、ホテルで食べました。
ドイツの自然の美しさに触れた1日でした。
↑テレビでフェイエノールト(小野は欠場)の試合を見ながら夕食。↑
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さわやかなリューデスハイムは、とても心地よい町でした。気にいっていただけたら、ランキングに投票(この文章をクリック)していただければ幸いです♪
コメント (3)
こんにちは。HP拝見させていただきました。
01年8月2日の同じルートを行きたいと思うのですが、何点か質問させてください。
①リューデスハイムのKD乗り場から高台のゴンドラに乗り、またKD乗り場に戻るまでにどれくらい時間がかかりますか?
②コブレンツで下船する予定です。コブレンツの駅側の船の降り場はどちらになるのでしょうか?
③コブレンツのKD降り場から、コブレンツ駅までどれぐらいかかるのでしょうか?徒歩またはそのほかの方法をご存知でしたらお教えください。
よろしくお願いいたします。
投稿者: mkmcy217 | 日時: 2006年05月11日 22:28
日時: 2006年05月11日 22:28
mkmcy217さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
はや4年前のことですが、ライン川流域は印象に強く、わりと鮮明に覚えていますので、分かる範囲で回答させていただきます。
(1) フェリー乗り場からゴンドラ乗り場まで片道15分。ゴンドラ片道10分。ニーダーヴァルト(高台)で30分くらい過ごすと仮定しますと、計80分くらいでしょうか。ゴンドラは待たずに乗れましたが、W杯期間中などは少し混むかもしれませんので、待つようだと+αで時間がかかります。
(2) ドイチェスエックのそば(徒歩5分程度)の船着場です。
(3) 少し道に迷ったので、徒歩で30分くらいかかった記憶があります。
投稿者: 管理人N | 日時: 2006年05月13日 07:02
日時: 2006年05月13日 07:02
いいご旅行でしたね。
爽やかさが伝わって来ます。
投稿者: 波越安朗 | 日時: 2014年03月26日 21:00
日時: 2014年03月26日 21:00