ポルトガルに訪れる外国人観光客の内訳(1997年)は、以下のようになっています。
スペイン 493万人 (48.5%)
イギリス 153万人 (15.1%)
ドイツ 91.9万人 (9.0%)
フランス 67.4万人 (6.6%)
ノルウェー 43.7万人 (4.3%)
アイルランド 23.8万人 (2.3%)
ベルギー 21.8万人 (2.1%)
アメリカ 21.3万人 (2.1%)
デンマーク 12.2万人 (1.2%)
スウェーデン 10.7万人 (1.1%)
日本 3.1万人 (0.3%)
(総数:1017万人)
1997年のデータですが、印象どおり、日本人が少ないです。想像ですが、3.1万人のうち半数以上は、『スペイン・ポルトガル』パックツアーの観光客ではないでしょうか。その根拠として、日本人観光客の平均滞在日数は、わずか1.8日であることが挙げられます。
リスボン万博、EURO2004、海外旅行の多様化などの要因により、現在ではもう少し日本人観光客数が増えていると思いますが、観光客1000人集めてもその中に日本人が3人しかいない国というのは、めずらしいかもしれません。
1位はスペイン。陸続きなぶん、日本人が韓国に行くよりも気軽に、スペイン人はポルトガルに行くのでしょう。スペインの人口は約4000万人なので、スペイン人の8人に1人が毎年ポルトガルを訪れるということになります。