アメリカ自然史博物館
American Museum of Natural History
「創造性と好奇心こそが、自然科学の醍醐味。自然科学は、パズルを解き明かすような、楽しいものだ。」
ダコタ・アパート前から地下鉄(72th St.駅)に乗り、北方向へひと駅。81th St.駅で降りると、アメリカ自然史博物館の1階入口に直結していました。ここも、CityPassを見せると入場料を払わずに入場ができました。
↑【左】ジオラマのアナグマ。 【右】本物と間違いそうなバッファロー。↑
アメリカ自然史博物館は4階建ての博物館で、愛知万博も顔負けの展示量でした。
アメリカ自然史博物館も、学校の遠足で訪れたと思われる、小さい子供(小学校低学年くらいの子供)が多かったです。しかし。展示内容は、子供だましではありませんでした。かかっている費用もハンパではないと思われます。
↑【左】1階、ローズ宇宙センター。 【右】プラネタリウム。↑
↑【左】アメリカン・インディアンのブース。 【右】リアルな恐竜の骨。↑
【右】ローアングルからの首長竜、バロサウルス。↑
1階:恐竜の骨の化石、隕石、鉱物、哺乳動物の実物大模型、海にすむ動物の実物大模型、インディアンに関する展示、ローズ宇宙センター(宇宙に関する展示)
インディアンに関する展示の部屋は、木を彫って造られた彫刻が多いためか、他の部屋よりも冷房が効いていました。
↑【左】1階、隕石館。 【右】2階、アフリカの哺乳動物。↑
2階:アジア、アフリカになどに関する展示、鳥類の実物大模型
3階:霊長類の実物大模型、太平洋に関する展示(モアイ像など)
↑3階のいちばん奥の部屋、太平洋の人々に関する展示。青い光で太平洋をイメージ。
↑【左】■■がいちばん見たかった、モアイ像。 【右】4階、竜盤類の恐竜。↑
↑ざっと見るだけでも、かなりの展示量でした。
4階:恐竜やマンモスの骨の化石、脊椎動物の進化の過程に関する模型
あまりにできがいいので、恐竜の骨は模型かと思っていたら、本物の化石だとのこと。アパトサウルスの化石は、1905年(つまり100年前!)からこの博物館にかざってあるそうです。
↑【左】できれば街では会いたくありません。 【右】アメリカ自然史博物館の外観。↑
そして、同じく4階に展示されていたティラノサウルスは、アメリカ自然史博物館が世に送り出したスター。ティラノサウルスと鳥は共通点が多く、この博物館の恐竜部門の責任者であるマーク・ノレル博士は、「恐竜は、6500万年前、地球環境の変化により絶滅したのではなく、鳥へと進化したんだ」という学説を唱えていてます。また、彼は「創造性と好奇心こそが、自然科学の醍醐味。自然科学は、パズルを解き明かすような、楽しいものだ。」と、6月12日にNHKで放送された番組で語っていました。
単にお金をかけているというだけでなく、この場所から本物の『自然科学』を発信しているという、スタッフの揺るぎない自信と誇りがあるからこそ、これだけのものがつくれるのでしょう。
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