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2007年12月16日

16a: レーゲンスブルク →

レーゲンスブルク REGENSBURG

人口約130,000人。レーゲンスブルクの旧市街とシュタット・アム・ホーフは、2006年世界遺産登録。
2007年12月16日 最高:0℃ 最低:-3℃ 天気:曇

大聖堂のスズメたちは、意外と低音

 12月16日(日)。旅行4日目の朝。
 7:20、まだレーゲンスブルクの町は暗闇の中、レーゲンスブルク中央駅に本日の列車の時刻を調べに行きました。ホテルから中央駅までは、人が少なければ徒歩5分でした。
 その後、トゥルン・ウント・タクシス城(Schloss Thurn und Taxis)へ。このお城は、ヴュルツブルクのマリエンベルク要塞やザルツブルクのホーエンザルツブルク城のように丘の上に建っているわけではなく、平地に存在しているので、近づかなければお城を見ることはできません。

トゥルン&タクシス城トゥルン&タクシス城
↑【左】トゥルン&タクシス城のクリスマスマーケットのチケット売り場。

 ■■が訪れたときにはまだ、トゥルン&タクシス城のクリスマスマーケットはオープンしていませんでした。トゥルン&タクシス城のクリスマスマーケットの様子は、co malicoさんのサイトの記事『ホワイトクリスマスをドイツで・レーゲンスブルク - パリのアパルトマンからこんにちは』で詳しく紹介されています。

 8:15にホテルの部屋へ戻り、9:25チェックアウト。
 昨日インフォメーションで聞いておいた、ドームシュパッツェン(レーゲンスブルク少年合唱団 Domspatzen)のコーラスを聴くためにレーゲンスブルク大聖堂へ。


↑レーゲンスブルク大聖堂は、南側から見るとこんな感じ。

 9:30にレーゲンスブルク大聖堂に到着すると、既に大聖堂の前半分の座席は埋まっていました。9:00開始と勘違いした人たちが早めに到着していたためかもしれません。
 大聖堂の後ろ半分の座席うち、最前列の椅子が2つ空いていたのでそこに座りました。その後もどんどん来場者が増え、開始時間の10:00には、前半分の座席と後ろ半分の座席の間のスペースに多くの人が立ったまま足をとめたので、■■と●●は前方がほとんど見えなくなってしまいました。

大聖堂ペーター大聖堂
↑【左】9:45。  【右】10:00。立ち見の来場者が大勢来て、前方視界が不良に。↑

 ドームシュパッツェンのコーラスは確かにきれいでしたが、『大聖堂のスズメたち』というニックネームのわりには低音が多く、■■の勝手な想像とは少し違うものでした。クリスマス特別のイベントなのか、毎週行われているミサと同じものなのかは、良く分かりませんでしたが、『ドームシュパッツェンのスケジュールのサイト』からダウンロードできるPDFファイルの記載内容や、ドームシュパッツェンが『きよしこの夜』を歌ったことから推測するに、前者だったのでしょう。


↑10:19。寒い大聖堂の中での、おごそかな儀式。

Sonntag, 16. Dezember 2007, 10.00 Uhr (Dom St. Peter) 3. Adventssonntag Kapitelsamt
Es singen der Nachwuchschor der Regensburger Domspatzen die Messe A-Dur
fur Chor und Orgel von J.G. Rheinberger (Ltg.: K. Giehl) und die Choralschola
(Ltg.: M. Kellhuber) das Proprium im Gregorianischen Choral.
Orgelnachspiel: J.S. Bach: ?Nun komm der Heiden Heiland“ (BWV 661)
An der Orgel: Domorganist Prof. Franz Josef Stoiber

ドームシュパッツェン
↑【左】10:37。ドームシュパッツェンの歌声が響き渡る大聖堂内。
【右】駅の切符販売機。ダイヤを調べるために利用することもできます。↑

 10:48に大聖堂を出て、11:02にレーゲンスブルク中央駅着。アルカーデンは日曜休みだったので、駅構内(北口側)にあるNORMAというスーパーマーケットに行き、ビール購入。1ユーロ弱の支払いで50ユーロ札を差し出しても、気兼ねなくお釣りをもらえるのがスーパーマーケットのよいところ。

 KAISERKRONE ラドラー 500mL 0.25ユーロ(41円)
 Pfandartikel(デポジット) 1本 0.25ユーロ(41円)
 LOBKOWICZ シュヴァルツビア 500mL 0.37ユーロ(61円)
 Pfandartikel(デポジット) 1本 0.08ユーロ(13円)

 今日は、レーゲンスブルクから3時間かけてザルツブルクに行く予定。
 ザルツブルクはオーストリアの都市ですが、ジャーマンレイルパスの有効範囲内。なので、ジャーマンレイルパスを使えば追加料金を払うことなくザルツブルクを訪れることができます。


↑切符販売機で調べてプリントアウトした、レーゲンスブルクからザルツブルクまでのダイヤ。

 レーゲンスブルク11:52発の列車は、alexという名称のコンパートメント式。日曜日ですが車内は空いており、6人座席のコンパートメントを2人で独占。
 しかし、レーゲンスブルクからザルツブルクまでの直行便はないので、40分弱乗って着いたランツフートという都市で下車し、乗り換えの必要があります。


↑【左】ランツフートまで乗ったalex。  【右】コンパートメント式で座席広々。↑

alex レーゲンスブルク中央駅 11:46発 → ランツフート駅 12:25着(予定)
alex レーゲンスブルク中央駅 11:52発 → ランツフート駅 12:30着(実際)

 ■■たちが乗ったalexがランツフート駅の6番ホームに到着すると、すでにザルツブルク行きの電車(RB)が1番ホームに停車していました。

RB ランツフート駅 12:38発 → ザルツブルク中央駅 14:50着(予定)
RB ランツフート駅 12:38発 → ザルツブルク中央駅 14:50着(実際)

 12:38にランツフートを出発したRBは、各駅停車でのんびりとザルツブルクへ向かいました。この列車も乗車率は半分以下でゆったり。
 RBに乗ると、ICEやICに乗った時に比べ、多くの雑音に出会います。iPodを聞いている人のイヤホンから音が漏れてくるくらいならまだいいほうで、ラジカセをかけたり、携帯電話で長話したり、パソコンでDVDを見たりする人がいる場合も。
 そんな中、ザルツブルクに近づくにつれて、車窓からは白いものが見えるようになってきました。

「雪が最近降ったのかな? 畑や木が白くなっているね。家の屋根も白いよ。」


↑【左】うっすら雪化粧。  【右】ザルツブルク中央駅に到着。↑

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コメント (2)

こんばんは。chikocrapeです。

先々週の日曜日にレーゲンスブルクへ行ってきたのですが、私もミサは9時からと聞いていたので、駅から早足で急いだものの(前日ニュルンベルク泊だったので)、その甲斐も空しく人っ子一人いませんでした。大聖堂でもらったパンフレットには“毎日曜および祝日は10時から”と印刷されていたので、今後は10時開始で固定されたようですね。

で、お目当てのドームシュパッツェンですが、仰るとおり高音が少ないなという印象でした。日本でもCDをリリースしたりコンサートを開催している「Libera」というイギリスのコーラスグループがあるのですが、ああいう感じを想像していたので、少々期待外れでした。そして時間が長い!管理人さんが訪れられた時はXmasバージョンで45分程度だったみたいですが、私が大聖堂を出たのは11時20分・・・つまり80分でした。その間に司教様のお説教とか全員での聖歌の斉唱などのイベントが入るため、歌が聴けるのは実質20分くらいでしょうか。これはコンサートではないので、この点でとやかく言うのは筋違いですが、とにかく長かった~!というのが偽らざる感想ですね。あと、堂内は手袋をはめようかと思ったくらい寒かったです。4月中旬でこれですから、12月は・・・ またこちらの記事が書き上がったらTBさせて頂きます。では!

chikocrapeさん、お帰りなさい!
2週間前、ドイツを訪れていたのですね~。
貴重な情報、どうもありがとうございます。日曜のミサは、ふだんも10:00開始になったのですね。
私も、先週の地球街道(いしだあゆみ女史の回)で登場した、モンセラット(スペイン)の少年合唱団のような高い音域を想像していました。

12月のレーゲンスブルクは、本当に寒かったです。私たちは、寒さに耐え切れずに45分ほどで切り上げて大聖堂から退去しました。
http://www.wunderground.com/
過去の天気・気温が調べられる↑このサイトによると、この日のレーゲンスブルクは『最高0℃、最低-3℃』だったそうですが、実際にはさらに5℃くらいは寒かったのではないかと思います。

それでは、chikocrapeさんの旅行記を楽しみにしています♪

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