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2007年12月23日

23b: モントルー → ジュネーヴ → 成田

IR ローザンヌ駅 10:45発 → モントルー駅 11:04着 (予定)
IR ローザンヌ駅 10:45発 → モントルー駅 11:03着 (実際)


モントルー MONTREUX

スイスのリヴィエラ。
2007年12月23日 最高:1℃ 最低:-1℃ 天気:曇


この旅行で最後のクリスマスマーケット


 モントルーは『スイスのリヴィエラ』と呼ばれ、世界各国から観光客が訪れるリゾート地。その歴史は古く、18世紀後半に多くのイギリス人が避寒地としてモントルーを訪れ始めたそうです。

「建物や路地は、『スイスのリヴィエラ』というより、『スイスのモナコ』という感じだね。」


↑レマン湖。

 まずは駅から南方向へ。階段を下りてまっすぐ進むと、すぐにレマン湖に出ました。まだ薄く靄がかっているレマン湖。そのレマン湖に接したQuai de la Rouvenazという通りを、東方向へ進みました。この通りには、クリスマスマーケットの屋台が並んでいました。


【右】モントルーのクリスマスマーケットは、『サンタクロース・シティ』がコンセプト。↑

 バーゼルやベルンと違い、モントルーのクリスマスマーケットでは、例えばグリューワインだったら『4CHF / 2.5Euro』、焼き栗なら『5CHF / 3Euro』などと、スイスフランとユーロを併記しているお店が多かったです。

「外国からの観光客が多いんだろうね。ユーロ導入前はどうなっていたのかな。」

ツリー
↑【左】マンモスや恐竜の像。  【右】クリスマスマーケットのツリー。↑

 モントルーのクリスマスマーケットは、年を重ねるごとに評判をよび、23万人ほどの観光客が各地から集まる大きなイベントになっています。『サンタクロース・シティ』というコンセプトテーマ。


↑【左】かわいい姉弟といっしょに撮影。  【右】マルシェ・クヴェール。↑

 Quai de la Rouvenazを南へ進むと、かわいい姉弟がトナカイと天使になっていたので、■■と●●も混ぜてもらって、姉弟のお父さんに撮影してもらいました。
 プリズン・ブレイクで、マイケル・スコフィールド(ウェントワース・ミラー)が折っていましたが、まだまだ世界的に『折り鶴』の認知度は高くないので、現地でプレゼントすると喜ばれました。喜んでくれそうな人にあげているというのもありますが。


↑活気がみなぎるマルシェ・クヴェールに到着。


↑マルシェ・クヴェール内には、シュークルートなど人気メニューがいっぱい。

 屋根付き市場のマルシェ・クヴェール(Marche Couvert)には、大きなクリスマスツリーやマンモスの像があり、中の屋台ではボリュームたっぷりの料理が売っていました。
 レシュティ18CHF(1,800円)、シュークルート18CHF(1,800円)、マカロニとベーコンのチーズ炒め14CHF。他にも、ラクレット、ポトフ、スープなどがあり、紙や発泡スチロールの器によそってくれました。
 屋根付き市場とっても、屋根を柱で支えているだけで、壁が無い部分が多いため、屋内のように暖かいわけではありませんが、屋外よりは寒さがしのげました。

http://partyaminal.blogspot.com/2007/11/blog-post_261.html

 モントルーのクリスマスマーケットは、明日(12月24日)で終了。
 最終の日曜日となる本日(12月23日)は、大勢の人でにぎわっており、なかなか楽しい(美味しい)クリスマスマーケットでした。


↑【左】子猫グッズ、6CHF。  【右】トナカイ。↑


↑【左】にぎわうグラン・リュー通り。  【右】モントルー駅。↑

 モントルーを出発するのは少し早い気もしましたが、天候不良などにより鉄道が遅れ、飛行機に間に合わなくなってしまうと洒落にならないので、12:19発の列車で出発。

IR モントルー駅 12:19発 → ジュネーヴ・コルナヴァン駅 13:24着 (予定)
IR モントルー駅 12:19発 → ジュネーヴ・コルナヴァン駅 13:25着 (実際)

モントルーのクリスマスマーケット 2007
【主な会場】11:00-20:00。Grand Rue(グランリュー通り)、マーケット広場(Place de la Marche)。
【一言メモ】フランス語圏のスイスで最大のクリスマスマーケットです。ホームページ


ジュネーヴ GENEVE


2007年12月23日 最高:1℃ 最低:-1℃ 天気:曇

 ジュネーヴ・コルナヴァン駅には13:25着。
 ジュネーヴのクリスマスマーケットはそれほど規模が大きくない上に、日曜日は閉まっているとのこと。
 曇り空の下、レマン湖の大噴水を眺めつつ、この旅行を振り返りました。


↑【左】駅前のクリスマスマーケットは小規模。  【右】スイスといえば、時計。↑


↑霧がかった白い風景に相殺されゆく、ジュネーヴの大噴水。

 あえて旧市街のサン・ピエール大聖堂、国際宗教改革博物館、ルソーの生家などは立ち寄らず、駅へ戻りました。駅構内のイタリア料理屋でピッツァ(6.5CHF、650円)を食べたあと、空港へ向かうことに。


↑【左】ルソー島。  【右】ジュネーヴ・コルナヴァン駅のビッグ・ツリー。↑


↑【左】コルナヴァン駅で買ったピッツァ。  【右】ジュネーヴ空港。↑

 ジュネーヴ・コルナヴァン駅からジュネーヴ空港駅までは、電車でわずか7分。

IC ジュネーヴ・コルナヴァン駅 15:18発 → ジュネーヴ空港駅 15:24着 (予定)
IC ジュネーヴ・コルナヴァン駅 15:18発 → ジュネーヴ空港駅 15:25着 (実際)


液体持ち込み不可


 空港にはMIGROSやMANORなどがあり、さすがに日曜日でも全てのお店が開いていました。空港の建物自体はひと昔前のもの。

 チェックインカウンターでチェックイン手続きをし、それから出発ゲートへ。
 しかし、ゲートでの手荷物検査で、■■のリュックの中身がチェックにひっかかってしまいました。
 検査官がリュックの奥底から取り出したのは、一昨日バーゼルで買った、液状タイプのチーズフォンデュの素。400g×2パックなので、内容量が100mLを超えているため、機内持ち込み不可だと言われてしまいました。

「が~~ん。」

 ■■は、その場でチーズフォンデュの素にお別れを告げようとしました。
 しかし●●が「1度チェックインカウンターまで戻り、そこでこれ(チーズフォンデュの素)を預けることは可能ですか?」と聞くと、それならOKだと検査官に言われました。
 つまり、機内に持ち込むのはダメですが、スーツケースなどのように搭乗前に預けてしまえばOKということです。
 ●●は、てきぱきと自分の小さいリュックにチーズフォンデュの素を入れて、チェックインカウンターまで戻ってリュックを預けてきました。

「やったぁ!これで、家に帰ってから美味しいフォンデュを食べられるね♪」
「ありがとう!」

LH3669 ジュネーヴ 12月23日(日)18:20発 → フランクフルト 19:45着(予定)
LH3669 ジュネーヴ 12月23日(日)18:40発 → フランクフルト 20:05着(実際)

LH9790(ANA) フランクフルト 20:45発 → 成田 24日(月・祝)15:55着(予定)
LH9790(ANA) フランクフルト 21:15発 → 成田 24日(月・祝)16:20着(実際)


↑飛行機の上でクリスマス・イヴを迎えました。

 2007年12月、ヨーロッパのクリスマスマーケット巡りの旅。
 ドイツ5泊、オーストリア1泊、フランス2泊、スイス2泊。
 12月13日(木)から24日(月)まで、計10泊12日の旅行は、天候にも恵まれてとても満足のいくものになりました。

 各都市それぞれ個性的で、魅力のあるクリスマスマーケットが展開されていました。
 ニュルンベルクのクリストキント、レーゲンスブルクのドームシュパッツェン、ザルツブルクのクリスマスコンサート、ミュンヘンのトルウッド、ミュルーズの輝くサンテティエンヌ大聖堂……。
 もしもクリスマスマーケットがなければ、ドイツやアルザスの冬は、暗く寒いだけで、ずいぶんさみしい季節になってしまうでしょう。その季節を、みんながいちばん待ち望む季節に変えてくれるクリスマスマーケットは、まさに現代まで伝承された魔法
 そして、クリスマスマーケット探訪の合間には、ミュンヘンのアリアンツ・アレナロンシャンの礼拝堂などを訪れることもできました。

 ANAの機体の中でクリスマス・イヴを迎え、16:20に成田空港到着。
 東京はヨーロッパの各都市よりも暖かく、空港の混雑は予想したほどではありませんでした。ロストバゲージもなく、チーズフォンデュの素はすぐに手元に♪


↑2007年12月。全ての都市が印象的でした。

 たどり着いたゴールは、読者の皆さんとの、またしばらくのお別れの場所。
 こころとからだを温めてくれたグリューワインの味と香りを回想しながら、キータイプを終えたいと思います。

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コメント (2)

Rei:

はじめまして
数日かけて、この旅行記をじっくり読ませていただきました
ヨーロッパのクリスマスは、夢にあふれているのですね
(パコと魔法の絵本)の映画とおなじぐらい感動しました!
ありがとうございます!

Reiさん、書き込みありがとうございました。
『パコと魔法の絵本』、中島哲也監督の映画ですね♪
同監督の『下妻物語』『嫌われ松子の一生』は見たことがあります。
中谷美紀は『嫌われ松子の一生』を撮り終えて間もなく、アイデンティティ喪失の危機に襲われたため、インド一人旅に発ったそうです。

中谷美紀ほどの名女優が、そこまでエネルギーを傾けた映画。
その監督の最新作ですから、とても素晴らしい作品なのでしょう。

当サイトは、とてもその映画と比べられた次元のものではありませんが、誉めていただいてうれしい限りです(^_^)
これからもよろしくお願いいたします。

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