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2007年12月17日

17a: ザルツブルク →

SALZBURG ザルツブルク

2007年12月17日 最高:0℃ 最低:-8℃ 天気:曇

 12月17日(月)。
 ルネッサンス・ホテル・ザルツブルクで迎えた優雅なマンデー・モーニング。


↑フィットネスルームと屋内プール。どちらも無料で使用可能。↑


↑【左】サウナ。  【右】ルネッサンス・ホテルの0階にある、朝食の食堂。↑

 ホテル内の施設をざっと見学したあと、6:30から朝食をとることに。ルネッサンス・ホテルは、朝食も高級感あふれていました。

 ソーセージの美味しさはドイツ並み。厚切りのハムステーキ、スクランブルエッグ、カルトッフェルプッファー(ポテトの揚げパンケーキ)、ベーコンなど、どれも味付けが上品で美味。ヨーグルトドリンクや、マルチビタミンジュース、オレンジジュース、ミルクはパンや紅茶の種類が豊富。

 そして、特筆すべきはスイーツです。マフィン、スポンジケーキ、チョコケーキ。そして、ベルギーワッフルを自分で焼ける機械(所要2分30秒)も置いてありました。ワッフルの機械のそばに、ベリーソースとザーネ(Sahne・生クリーム)が置いてあり、このザーネはワッフルにはもちろん、チョコケーキにつけて食べても超美味!さらに、コーヒーにザーネを浮かべれば、ウィーナーコーヒー♪

「朝からカフェ気分を満喫だね!」
「ルネッサ~ンス、情熱~、僕のこの手は~♪」
「美味しいよっ♪」


↑【左】ビュッフェ形式の料理は、どれも上品な味付け。  【右】食べたい量だけカットして。↑


↑【左】自分で焼いたベルギーワッフル。  【右】お肉を食べて、今日も1日ファイト!↑

 今日は、ザルツブルクからミュンヘンまで電車で移動し、ミュンヘンを観光する予定。
 8:45にチェックアウトし、ホテルを出発。ロビーに置いてあった紙コップのコーヒーを手に持ちながら、ザルツブルク中央駅に向かいました。

「手が温まっていいね♪」

 ザルツブルク中央駅に行き、2aホームに停車している電車に乗り込みました。予約の入っていない席に座り、一安心して車内のモニターを見ると『ウィーン行き 8:59発』と表示されていました。

「あれ?ザルツブルクからウィーンに向かったら、ミュンヘンとは逆方向に進んじゃうよね…?!」

 コーヒーを少し噴き出し、血の気が引いた顔になった■■は電車から飛び降り、ホームに立っている駅員に「この電車はミュンヘン行き?」とたずねました。駅員は、目玉を1.5倍くらいの大きさにして「ノーッ!!」と叫びました。
 ■■はあわてて車内に戻って●●に知らせ、荷物を持って2人で電車から飛び降りました。危機一髪とはこのこと。2人が降りたと同時に、ウィーン行きの電車は扉を閉め、発車していきました。

 ザルツブルクの2aホームと2bホームは、実は同じホーム(同じ線路)の前方と後方で名称が分かれていたのです。間違えて乗った『ウィーン行き8:59発』の電車は、■■たちが乗りたかった2aホームの電車ではなく、2bホームの電車でした。
 そして、『ミュンヘン行き9:03発』の電車は、その後方の2aホームに停車していました。あわててミュンヘン行きの電車に乗り換えて座席に着くと、間もなく発車。

「危なかったなぁー。危うく、ウィーンに連れていかれるところだったね。」
「コーヒーがこぼれちゃったけど、あ~助かった♪」

ザルツブルク中央駅 9:03発 → ミュンヘン中央駅 10:31着(予定)
ザルツブルク中央駅 9:03発 → ミュンヘン中央駅 10:29着(実際)

ミュンヘン MÜNCHEN

人口1,320,000人。バイエルン州の州都でありながら牧歌的な雰囲気の残る、大田舎都市。
2007年12月17日 最高:-2℃ 最低:-4℃ 天気:曇

人間の記憶の不確かさと、とホテル・ルートヴィッヒ

 予定より2分早く、ミュンヘン中央駅到着。中央駅のホームから北側の出口を出て、徒歩1.5分でホテル・ルートヴィッヒに到着しました。
 ホテル・ルートヴィッヒは、6年前にも■■と●●が泊まった思い出のホテル。はじめ、110号室の鍵を渡されましたが、110号室はベッドが縦に並んでいてあまりにも狭かったので、105号室にチェンジしてもらいました。105号室は、ベッドが並んでいるタイプ。机あり、椅子2つあり。ミニバーの上にテレビあり。バスタブはなくシャワーのみで、暖房の効きはイマイチでした。


↑【左】なんじゃこら?!の110号室。  【右】普通の105号室。↑

 ホテル・ルートヴィッヒ
 6年前(2001年8月)は、ダブルルーム1泊1室149DM(朝食込)。
 本日(2007年12月17日)は、ダブルルーム1泊1室11,300円(朝食込)。

「来てみたら懐かしさを感じるかと思ったけど、ロビーも部屋も全く記憶にないね。」
「昨日のザルツブルクのホテルが良すぎたから、今日のホテルは色褪せて見えるなぁ。まぁ、いつものホテルという感じはするけれど。」
「ホテル・ルートヴィッヒは、もう少しいいホテルだったような気がしたけれど、人間の記憶はあてにならないね~♪」

 昨日の天気予報では、今日のミュンヘンは『最高気温が-2℃、最低気温が-9℃』と言っていたので、防寒のため『貼るおんパックス』を背中に貼って、11:28ホテルを出発。
 まずは中央駅の地下の窓口に行き、Partner-Tageskarte inneraum(パートナー1日乗車券、9ユーロ・1,485円)を購入。これは、ミュンヘンの市内交通乗車券で、Sバーン、Uバーン、トラム、バスが1日乗り放題になるものです。ミュンヘンは旧市街だけなら徒歩で周ることが可能ですが、今日はアリアンツ・アレナトルウッド・フェスティバルに行くためにUバーンを利用する必要があるので、このチケットを購入しました。


↑【左】Uバーン(U4)。  【右】ヴィッテルスバッハ広場の、中世のクリスマスマーケット。↑


↑【左】衣装や屋台、標識などが中世風でした。  【右】U6に乗ってアリアンツ・アレナへ。↑

 まずはHauptbahnhof駅(中央駅)からU4に乗ってOdeonplatz駅(オデオン広場駅)へ。ここから地上に出て徒歩2分。Wittelsbachplatz(ヴィッテルスバッハ広場)で行われている中世のクリスマスマーケットに行きました。ここのクリスマーケットでは、屋台やテーブル、標識などが中世風になっていて、お店の人は中世の衣装を着ていました。

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コメント (4)

ドイツ旅行記を魅せて頂きました
行った事はありませんが 建物の雰囲気が
なんとなくドイツらしい気がしますね

夜景は いつ見ても きれいな画像ですし
寒そうだけど 雪やクリスマスマーケットが
人や食べ物の温かさを感じさせてくれますね

今後もまた 楽しみにしています
ソーセージやビールなど おいしそうだわ^^

知人がちょうど クリスマスの頃 ドイツを旅されて
お話やおみやげを少し聞かせて頂いたのですが
日本より 静かに家族で祝う雰囲気だったそうなのですが
このブログを見る感じでは やはりにぎやかなお祭りの
ようですね~ 

マリンさん、こんばんは!
マリンさんのサイトのニースやパリの夜景もきれいですね(*^_^*)。

クリスマスマーケットは、昼間よりも夜のほうがきれいに撮ることができますし、実際に夜のほうが数段ロマンティックで美しかったです。その代わり、夜の寒さは残酷的なほどで、中でも、レーゲンスブルク、ザルツブルク、ミュンヘンは寒さがMaxでした。
今後も、クリスマスマーケットの夜景はほぼ毎日登場します。たくさん訪れましたが、どの都市も特色があり、飽きさせてくれませんでした。これから、風景や食べ物の写真に加え、旅行記でドイツ人の優しさにまつわるエピソードなども盛り込んでいければと思います♪

Nさん、すっごくご無沙汰してしまっていたのに(^^;当方にアシアトありがとうございました。
で、ほんとだー!ザルツブルグでのベルギーワッフルの方がよっぽど美味しそう!(笑)
思えばホテルのビュッフェでワッフル焼き器があるのなんて、ありそうで見たことないかもです。

間違えてウィーン行きに乗りそうになったというくだりには笑ってしまいました。なにはともあれよかったですね~。

おかぽんさん、コメントありがとうございました。

ルネッサンス・ホテルの朝食があまりに美味しかったので、ミュンヘンに向かう電車に乗るのを1時間ほど遅らせて、朝食をゆっくり堪能しました。

駅や列車の写真を撮っていないことが、列車を間違えたときの慌てようを物語っています。

雑誌『旅』の2008年2月号・ベルギー特集に載っている、煮りんご&はちみつのワッフルや、フォアグラ&ポルトソース(!)のワッフル。
ワッフルだけをとってみても、奥が深いです…(^_^)。

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