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2007年12月19日

19a: シュトゥットガルト → エスリンゲン・アム・ネッカー →

シュトゥットガルト STUTTGART

人口591,000人。ネッカー川沿いにある、バーデン=ヴュルテンベルク州の州都。BMWやポルシェのお膝元であることから工業都市のイメージが強いが、緑豊かで観光産業も盛ん。
2007年12月19日 最高:0℃ 最低:-8℃ 天気:晴

水曜無料のシュトゥットガルト州立絵画館 - ピカソ、モネら

 12月19日(水)。旅行7日目。
 ホテルの朝食は7:00からと言われていましたが、6:50に0階のフロントの奥にある食堂に行ったらすでにセッティングされていました。
 朝食のテーブルに着くと、フロントの女性が来て「コーヒー?紅茶?」と質問。■■はコーヒー党。●●は紅茶党。

 ホテル・メリットは、BOOKING.COMで『朝食が良い』という評価が4件あったので、ひそかに期待していました。パプリカやトマト、りんご、オレンジがありました。そしてバナナが、不思議なくらい美味しかったです。アプリコットやプルーンもあり、野菜・果物系が充実していました。ハムやシリアル、パンなどは標準的な質でした。

 朝食後はしばらく部屋でくつろぎ、9:50にチェックアウトし、フロントに荷物を預けてホテルを出発。
 朝9:30からオープンしているデパート・KAUFHOFに寄ったあと、Stadtmitte駅からSバーンでHauptbahnhof駅まで行き、そこから徒歩で州立絵画館へ向かいました。


↑【左】夢追いのデパート・KAUFHOF内。  【右】シュトゥットガルト中央駅 feat.ベンツ。↑

 昨夜も見たベンツマークが、快晴の空に映えていました。州立劇場の北にある小道をとおり、交通量の多い片側2車線のKonrad-Adenauer通りを渡り、シュトゥットガルト州立絵画館(Staatsgalerie)へ到着。通常は入場料4.5ユーロ(742円)ですが、毎週水曜日は無料で入場可能。それだけに、10歳代学生のグループが数組訪れていました。

シュトゥットガルト州立美術館
↑【左】シュトゥットガルト州立美術館。  【右】内部0階。↑

「どっちが先に建ったのか知らないけれど、シュトゥットガルト州立絵画館の外観は、市庁舎とは真逆で、ポストモダニズム的だね~。日本でもこんな形の建物はたまに見かけるけれど、日本とは色づかいが決定的に違うね。ベージュの壁に、アクセントカラーがライムグリーンとピンクとは。」
「旅行中、1回くらいは美術館に訪れたいものね♪しかも無料でラッキィ♪」

 0階は、ライムグリーンを基調とした空間。クロークにコートや帽子、荷物を預け、クロークに近いほうの階段から1階(日本で言う2階)に上がったら、そこは42番の部屋。


↑42番の部屋。食わず嫌いはいけません。立派な芸術作品です(たぶん)。

 新館部分の28番から42番までの部屋に、近現代美術の作品が展示されている、州立絵画館。

 その中で、部屋番号の若いほう(28番から34番)には、ピカソモネ(日傘の女性)、マネ(左の男性の顔がない絵)、ドラクロワ(女性が虎に噛み付かれている絵)、ルノワールゴーギャン(タヒチ・シリーズ)、セザンヌムンクなど、近代の巨匠たちの作品が色彩のアンサンブルを奏でていました。

 そして、部屋番号の大きいほう(35番から42番)は、アンディー・ウォーホルらの奇抜な現代美術作品が並んでいました。

ピカソモネ
↑【左】パレルモ以来のピカソ。  【右】光を意のままに操る芸術家、モネ。↑

 42番の部屋から逆順に見ていったのですが、思わず見入ってしまう作品が多かったです。

 28番の部屋は、27番の部屋(旧館)につながっているのですが、28番の部屋にいた美術館のスタッフに、「この先は進めません。」と言われてしまいました。1番から27番までの旧館には主に宗教画の展示があるはずなのですが、現在改装中とのこと。

「ちょっと残念だけど、ピカソやモネのほうが改装中じゃなくてよかった♪」

ゴーギャン・タヒチムンク
↑【左】ゴーギャンのタヒチ・シリーズの1つ。  【右】文句のつけようがないムンク。↑

 美術鑑賞のあとは、シュトゥットガルト中央駅に戻り、S1バーンでエスリンゲン・アム・ネッカーへ行くことにしました。


↑SバーンとUバーンの発着を知らせる電光掲示板。

S1 シュトゥットガルト中央駅 11:40発 → エスリンゲン駅 11:55着

エスリンゲン・アム・ネッカー
ESSLINGEN AM NECKAR

人口90,000人。バーデン=ヴュルテンベルク州、シュトゥットガルトからSバーンで東に15分の位置にある都市。
2007年12月19日 最高:0℃ 最低:-8℃ 天気:晴

エスリンゲン - 中世のクリスマスマーケット

 エスリンゲン・アム・ネッカーは、そう、ホテル・メリットのフロント女性が住んでいる、中世の香りがただよう小さな町。…ですが、小さな町とはいっても、ロマンティック街道のローテンブルクが人口1万人程度であるのに対し、エスリンゲンは人口9万人。


↑【左】エスリンゲンのバーンホフ通り。  【右】綱渡り。↑

 近年注目され始めた(?)エスリンゲンですが、それでもローテンブルクに比べればまだまだツーリストの手垢は少量。シュトゥットガルト中央駅からS1バーンでわずか15分という好立地も手伝い、今後さらに人気の観光地となっていくことでしょう。

 ■■たちは、エスリンゲン駅前から、朝市の並ぶバーンホフ通り(Bahnhofstrasse)をまっすぐ進みました。すると、朝市を抜けたところでネッカー川の支流沿いの美しい木組みの家々や塔が目前に現れ、少し遠くに個性的な聖ディオニス教会が見え始めました。


↑【左】のどかなエスリンゲンの街並み。  【右】聖ディオニス教会。↑


↑塔と塔を結ぶ不思議な橋がシンボルの、聖ディオニス教会。

 聖ディオニス教会は、とても不思議な外観。屋根のデザインが異なる2本の塔を持ち、その2本の塔は橋でつながっています。

図説ドイツ名景の旅「さてここで、ミステリーハンターの竹内海南江からクエスチョンです。聖ディオニス教会の塔と塔を結ぶこの不思議な橋は、いったい何のために造られたのでしょう?」

「塔と塔の行き来を楽にするため!」
「確かにそれもあるでしょうが、普通過ぎます。それではクイズになりません。」
「う~ん。自動車企業のお膝元だから、車に見立てたのかな?」
「なかなか面白い答えですが、全然自動車には見えません。」

 その答えは、『図説 ドイツ名景の旅―南ドイツの28古都とザルツブルク (ふくろうの本)』に載っていました。

「正解は、沈下をおこした片方の塔を支えるために鉄骨を渡し、見栄え&実用性のために橋にした。…でした!」
「へぇ~。へぇ~。」


↑【左】マルクト広場のクリスマスマーケット。木組みの家とクリスマスピラミッド。

 聖ディオニス教会の北側あるマルクト広場では普通のクリスマスマーケットが開催されていました。

 そして、その東側の市庁舎広場(Rathausplatz)とHafenmarktでは、中世のクリスマスマーケットが開催されていました。


↑【左】丘の上に見えるお城。  【右】中世の衣装を着るエスリンゲン市民。↑

 エスリンゲンは中世のクリスマスマーケット(Mittelaltermarkt)で名を馳せているだけあり、その規模は、バンベルクの旧宮殿やミュンヘンのヴィッテルスバッハ広場の中世マーケットよりも大きかったです。


↑【左】忠実に再現された、中世の木製観覧車。手動で回すアナログさが人気。

 屋台は中世そのもので、店員の衣装もかなり本格的。テレビの時代劇を十分撮影できそうなレベルでした。
 木製の観覧車や、弓矢で的を射るゲームなど、アトラクションもばっちり中世。
 食べ物の屋台だけでなく、衣装を売っている屋台もありました。
 木材の匂いと、中世の衣装(特に動物の毛皮など)独特の匂いと、炭火の匂いが混ざり合い、リアリティ抜群の完成度は、下手なテーマパーク顔負けでした。

中世へタイムスリップ
↑■■が中世の映画を撮影するなら、まっ先にこの人にオファーを出すでしょう。


↑【左】グリューワインの屋台も、一切の妥協なし。  【右】見逃せない市庁舎。↑

 中世のマーケットが開催されているために影が薄くなっていますが、市庁舎広場には当然市庁舎がありました。この市庁舎は、てっぺんの鐘がクリスマスピラミッドみたいになっていました。

「エスリンゲンで、ドイツのクリスマスマーケットは見納めだ~!」

エスリンゲン・アム・ネッカーのクリスマスマーケット 2007
【主な会場】普通のクリスマスマーケットは、マルクト広場で開催されています。そして、中世のクリスマスマーケットは、市庁舎広場(Rathausplatz)とHafenmarktが開催されています。 【開催時間】11:00-20:30。
【一言メモ】エスリンゲンの、中世のクリスマスマーケット公式サイト

S1 エスリンゲン駅 13:03発 → シュタットミッテ駅 13:22着

シュトゥットガルト STUTTGART

 ホテルに戻って、預けておいたリュックを受け取り、再出発。
 ホテル最寄りのシュタットミッテ駅からシュトゥットガルト中央駅まで、Sバーンで移動しました。

 夢追いの、クリスマスマーケット巡りの旅行・ドイツ編は、これにて終了。
 そして、シュトゥットガルト中央駅から目指すは、フランス・アルザス地方のストラスブールです!

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コメント (2)

たかこ:

エスリンゲンを検索しててここへ辿り着きました。
10月中旬に娘が住むデュッセルへ行くのですが、以前娘と仲良くしてくれた女性がこのエスリンゲンに住んでいるのです。文章を読むにつれて行ってみたくなりました。今回は4週間の滞在なので、娘がオフの時に一緒にあちこち行ってみたいと思っています。
楽しい旅行記、とても参考になりそうです。

たかこさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
4週間もドイツ滞在できるとは、うらやましい限りです。
ドイツはかわいらしい町が多いですが、その中でもエスリンゲンはかなり高レベルでした。私たちは駆け足・数時間だけの滞在でしたが、のんびりと過ごすのに適した町だと思います。
それでは、お気をつけて♪

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