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2006年08月09日

09a) 夜行バス泊 → バーリ → アルベロベッロ

 TBS系列『世界遺産』。2007年10月14日(日)
 アルベロベッロのトゥルッリ(イタリア)放送。

 旅行9日目。8月9日(水)。
 ■■と●●が座席で眠っている間に、プルマン(長距離バス)はメッシーナ海峡を超えてイタリア本土・長靴のつま先に入り、そこから北上。
 本日から4日間、海とはお別れ。プーリア州、バジリカータ州、ウンブリア州、トスカーナ州の内陸を進んでいく予定です。

ターラントプーリア州
↑【左】ターラントの朝焼け。  【右】プルマンの窓からの朝日。↑

 プルマンは途中、数回トイレ休憩をとりました。ターラントを過ぎたあたりからは、携帯電話で話す乗客が増え、熟睡はできませんでした。イタリア人は、バスの中でも電車の中でも、周囲を気にせず携帯で長電話を延々とする人が多かったです。しかも、着メロは単調な電子音で、耳障りが悪いものが多数。ちなみに「もしもし。」は、イタリア語で「プロント!」。
 7:00にバーリ到着。海外での初の夜行バス。盗難などの被害に遭わなかったことが何よりでした。

バーリ BARI

プーリア州の州都であり、南イタリアの交通の要衝。世界遺産のアルベロベッロやマテーラへは、ここから私鉄電車に乗って行くことができる。

 プルマンの停車場所からバーリ鉄道駅までは、徒歩2分。バーリ鉄道駅は、イタリアの鉄道駅にしては珍しく北側・南側のそれぞれに入口が設けてあります。メインの入口は北口ですが、プルマンが到着した側は南口

 今日の目的地は、アルベロベッロ。バーリから私鉄電車(Ferrovie Sud-Est線)に乗って行くことができます。
 バーリ鉄道駅はホームがたくさんあり、大部分はイタリア国鉄の路線ですが、南側に私鉄・Ferrovie Sud-Est線のホームがあり、ホームに切符売り場がありました。バーリからアルベロベッロまでの運賃は1人4ユーロ(600円)。

私鉄SUD-EST、バーリ駅Farrovie SUD-EST線
↑【左】バーリ駅、Sud-Est線の切符売り場。  【右】イタリアの電車はホームが低いです。↑

 8:22にバーリ鉄道駅を発車し、9:50にアルベロベッロ駅到着。これはほぼ予定どおり。時間に正確なのは、私鉄だからでしょうか。国鉄と違い、きっちり検札にもきました。日本人が多く訪れるためか、車掌が「ここがアルベロベッロだよ。」と教えてくれました。

アルベロベッロ ALBEROBELLO

 アルベロベッロは日本人に人気が高く、最近はイタリア周遊のパッケージツアーでアルベロベッロが組み込まれているものも多いですが、とても小さなかわいらしい町です。

 アルベロベッロ鉄道駅から、マルゲリータ通り(Viale Margherita)を西へ向かって歩くと、その道は途中からトリエステ通り(Corso Trieste)という名前に変わりますが、更にまっすぐ西へ。10分でホテルのフロントに到着。本日のホテルは、Trulli Holiday (トゥルッリ・ホリデイ)。フロントの女性は、早口でハスキーに喋る女性。いかにも英語よりイタリア語が似合いそうな口調でしたが、彼女が喋る英語は意外と耳馴染みが良かったです。部屋はまだ空いていなかったので、とりあえずリュックを預かってもらいました。そして観光マップをもらい、概要を説明をしてもらったあと、観光に出発。


↑【左】ホテル・Trulli Holidayのフロント。  【右】右の建物がフロントです。↑

※ ホテルや観光案内所などで手に入る日本語版のアルベロベッロ観光マップは、リオーネ・モンティ地区、アイア・ピッコラ地区、カーサ・ダ・モーレ、領土博物館、トゥルッロ・ソヴラーノなどの解説がとても分かりやすく詳細に日本語で書かれているので、アルベロベッロを訪れた場合はなるべく早めに入手して一読されることをお勧めします。

 アルベロベッロと言えば、トゥルッリ。トゥルッリ(単数形はトゥルッロ)とは、1996年にユネスコ世界遺産に登録された、とんがり屋根の住居群のことです。トゥルッリが密集している地区は、大きく分けて2つ。1つは、観光地化されていて多くのトゥルッリがお土産屋やレストランになっているリオーネ・モンティ地区。もう1つは、実際に住居として住まわれているアイア・ピッコラ地区
 小さい町なので、ホテルからは、全てが徒歩圏内でした。


↑リオーネ・モンティ地区のトゥルッリ。


↑トゥルッリの屋根はつなぎ(モルタル)を使用せず、石を積み上げてつくられます。↑

 ■■と●●がまず向かったのは、リオーネ・モンティ地区。建ち並ぶお土産屋には、日本語で『いらっしゃいませ』『ぜひお立ち寄りください』『展望台』『めずらしい2階建てのトゥルッリです』などと書かれていました。また、店主に「コンニチハ!」「見テイッテクダサイ!」と日本語で呼び込まれたのは、今回の旅行で初めて。


↑リオーネ・モンティ地区のお土産屋。

トゥルッリトゥルッロ
↑お土産屋の2階展望台からの眺め。。↑


↑花とマッチする白壁。

「昨日タオルミーナにいたことが嘘みたいだね~。なんだか、全く別の国に来たみたい♪」

 問答無用の迫力はありませんが、安心してほのぼのとした気持ちで町歩きを楽しむことができるのが、アルベロベッロの魅力でしょう。ただ、10:30くらいから小雨がぱらぱらと降ってきて、傘をさすことになりました。こうなると、ほのぼの感も半減。トゥルッリのお土産屋は雨宿りの場として使うには狭すぎるので、雨があたらない木陰のベンチでクッキーを食べたりして、のんびりと過ごしました。


↑【左】上品な色のトゥルッロ。  【右】優しそうなおじさん。↑

 少し経つと雨が止んだので、11:40、フロントに戻ってチェックインしました。ホテル・Trulli Holidayは、フロントはトリエステ通りとエマヌエーレ大通りが交差するところにありますが、ホテルの1部屋1部屋(1軒1軒)はそこから少し離れた場所にあります。そう、Trulli Holidayはその名のとおり、本物のトゥルッリをホテルの客室として利用しているのです!
 ■■たちが泊まったのは、『Trullo Piccolo 2 pax』という部屋。繁忙期なので1泊1室90ユーロ(13,500円、朝食つき)でした。隣のトゥルッリには一般の住人(おばあさん)が住んでいて、尋ねると鍵の開け方を教えてくれました。


↑【左】ホテル・Trulli Holiday。宿泊した部屋のキッチン。  【右】寝室。↑

トゥルッリ・ホリデー
↑シンプルですが愛らしい内装。

 室内は、ダイニングキッチンと寝室の2部屋に分かれていて、その他に洗面所、シャワー、屋根裏、テラス。キッチンには、食器がひととおり置いてあるのはもちろん、塩、オリーブオイルなどの調味料や、インスタントコーヒーの瓶まで備わっていました。サレルノのバンガローと違い、ライターはなくてもガスコンロに点火ができ、火力もばっちり。
 内装は可愛くまとまっていて、言うことはありません。

「昨日バスの中で寝たから、今日は素敵なホテルで本当に良かった♪」
「そうだね♪ じゃあ、そろそろお昼ごはんを食べに行こうか。」

 いろいろ室内の観察をして楽しんだあと、12:30、エマヌエーレ通りのラ・カンティーナというリストランテへ開店と同時に行きました。シェフ(男性)とその母親の2人で切り盛りしている感じで、あとは幸楽の赤木 春恵のように引退したお父さんと、もう1人ウェイターがいるだけの小さなお店。オレッキエッテ(プーリア州名物、耳たぶの形のパスタ、6.5ユーロ、975円)を頼んだところ、●●たちにとって特筆すべきような味ではありませんでした。

La CantinaOrecchiette
↑【左】ラ・カンティーナのシェフ。  【右】オレッキエッテ。↑

今日のホテルはキッチン付だから、この店ではあまり注文しないで、自分たちでつくったほうがいいかもね♪」
「そのほうが、安くておいしいかも♪」
(注:あくまで主観的な意見であり、このレストランを否定する意図は全くありません)

 昼食後は、再びリオーネ・モンティ地区へ。屋根に絵が描いてあるトゥルッリや、トゥルッリの形を模したサンタントニオ教会を見ました。

モンティ地区を展望
↑モンティ地区を、北側から見渡せる場所。ここには日本人観光客が数名いました。


↑可愛いマークが屋根に描かれたトゥルッリ。サンタントニオ教会のそばにありました。↑

 そしてその後、いくつかのお土産屋でプーリア・ワインを試飲しました。モンティ地区より少し北にあったお土産屋は、めずらしい2階建てのトゥルッロ。ワインだけでなく、ビネガーも試飲できました。店員に「昨日はタオルミーナにいて、今日プルマンと電車でアルベロベッロに来ました。」と話したら、驚かれました。


【右】2階建てトゥルッロの屋根にタッチ。↑

「う~ん。夜行バスに泊まったあとだから、さすがに体がだるいねー。」
「そうだねー。今日はいいホテルだから、早めに戻ろうか♪」
「そうしよう。明日の夜も夜行バスで寝る予定だしね。」

S.Antonio
【右】サンタントニオ教会の内部。↑


↑【左】サンタントニオ教会。  【右】ガソリンスタンド併設のスーパー。↑

 スーパーマーケットに寄ってからホテルに戻ろうと思いましたが、スーパーの開店時間は、7:45~13:30と、17:00~21:00。まだ昼休み中のため、15:00にホテルへ戻ってくつろぎました。

 すると、16:00から再び夕立が。午前中の雨と違って、今度は本降り。17:00を過ぎてもかなり強く降り続いていて、ホテルの窓から外を覗くと、道路を滝のように雨が流れていくのが見えました。

「まぁ、1ヶ月の旅行中、雨が1日も降らないなんてことはまずありえないから、今日でよかったと前向きに考えよう♪」

 17:30になっても降り続いたので、仕方なく雨の中スーパーまで歩いていきました。ガソリンスタンドに併設されたスーパーマーケット。トリエステ通り(Corso Trieste)に面しています。

 スパゲティ(500mg) 0.5ユーロ(75円)
 フィットチーネ(500mg) 0.43ユーロ(64円)
 トマトソース(400mg) 0.39ユーロ(58円)
 トンノ・ペペロンチーノ風味の缶詰(2缶) 3.95ユーロ(592円)
 トリッパ(牛の胃袋)・トマト味の缶詰 1.79ユーロ(268円)
 プロシュート(生ハム) 1.95ユーロ(292円)
 赤ワイン(Primitivo Di Puglia 750mL) 2.15ユーロ(322円)

 18:00にスーパーから出ると、すでに雨はあがっていました。「むぅ。」
 途中、フロントでドライヤーを借り、びしょびしょになったスニーカーで自室へ帰りました。

 部屋に戻ったらすぐに調理開始!トンノ・ペペロンチーノのフィットチーネと、トリッパ、そしてプロシュートを食しました。


↑【左】スーパーで調達したイタリアン食材。  【右】2005 Alberobello産ワイン。↑

「美味し~い!」

 赤ワインは、アルベロベッロ産。甘口でした。


↑【左】ロフトでちょっと一息。  【右】夜のヴィットリオ・エマヌエーレ大通り。↑

夜のトゥルッリアルベロベッロの犬
↑【左】薄闇ののトゥルッリ。モンティ地区。  【右】夜道をさまよう犬。↑

 満腹になったあとは、夜のアルベロベッロへ。リオーネ・モンティ地区は、20:30から21:00くらいだと、まだまだ観光客でいっぱいでした。…とは言え、夜のトゥルッリ群は、昼とはかなり違う表情。モンティ地区でも、1本裏道に入ったりすると人影が全くない通りもあり、手塚治虫の漫画に出てくる別の惑星みたいな印象でした。

アルベロベッロのねこ
↑【左】トゥルッリの屋根の上にたたずむ猫。  【右】夜は長袖で。↑


↑【左】夜のアルベロベッロは、さながら別の惑星!  【右】地面は石畳。↑

 雨にぬれた道路に足をとられる人も。
 アイア・ピッコラ地区は閑散としており、奥へは進みづらい雰囲気だったので、ホテルへ戻りました。


↑実際に人が住んで暮らしている、アイア・ピッコラ地区。


【右】サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノの聖書記念堂。↑

 ホテルはせっかくエアコン付でしたが、暑さをしのぐ必要はなく、エアコンは靴と傘を乾かすのに役立っただけでした。就寝後、24:00にもまた、大雨が。

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 明日は、旅行10日目。本日足を運ばなかったアルベロベッロの地区を訪れた後、マルティナ・フランカという町と、マテーラという町を訪れます。 世界遺産に指定されたものの負の歴史を持つマテーラ。果たしてキリストはエボリに止まってしまったままなのでしょうか? ランキングに協力してくださる場合、クリックをお願いいたします♪

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コメント (10)

アルベロベッロ、いいですねえ。私も行きたいぞぉぉーー

夜の風景が、ものすごく幻想的でいいですね。
夜の散歩が楽しそう。ここは一泊すべきですよね。

結構本気で計画モード入りそうです(笑)

KOJI Takeさん、お久しぶりです。
アルベロベッロは、トゥルッリ・ホテルに宿泊できたこともあり、とても楽しい滞在になりました。
また、全てが徒歩圏内にあるちいさな町ので、夜は気が向いたときに出かけられてよかったです♪ KOJI Takeさんの言われるとおり、できれば1泊すると、魅力を堪能できると思いますっ。

ギリシャとセットでということは、ブリンディシ←→パトラス間のフェリーを使うのでしょうか?いろいろ計画を立てるのも楽しいですねっ♪ バーリ←→アルベロベッロ間の私鉄は、日曜日は運休になってしまうので気をつけてください。

今人気の場所ですね
こんなかわいいホテルに泊まれるなんて
いいですね~
夜景やスーパーのパスタなどの画像も
見られてうれしいです
続き また楽しみにしていま~す

>マリンさん
アルベロベッロは、とにかく可愛らしい町でした♪
昼と夜では全く雰囲気が変わるので、できれば1泊するのがお勧めです。
このあと、イタリア・フランス各地でのスーパーマーケットが多数登場する予定ですので、今しばらくお待ちください♪

みー:

はじめまして。私はアルベロベッロ→マテーラと行くのですが、初めは車をチャーターしようと思ってましたが、マテーラまで電車で1時間半?ですか?ちゃんと出ているなら電車でいこうかなー・・・。マテーラの駅はタクシーがきちんと定期的に来てますか?それが心配です。
アルベロ→マテーラをバスも通っていると聞きましたが、どちらが便利でしょうか?

みーさん、はじめまして。
ご質問ありがとうございます。私の覚えている範囲で、回答させていただきます♪

「明日はマテーラに行く予定です!」と、ホテル・Trulli Holidayのフロントの女性に話したら、「アルベロベッロからマテーラまで車で送るサービスがあるわよ。」と言われました。車での料金、および所要時間も教えてくれました。詳細は覚えていませんが、電車の方が安いのは間違いないと思います。ただ、車をチャーターしたほうが、料金は高くなりますが、所要時間は短くてすむと思います。車でいろいろな方角からマテーラのサッシ地区を見ることができれば、ある意味お得かもしれません。

電車の場合、
アルベロベッロ駅→バーリ駅が所要1時間30分(4ユーロ)。
バーリ駅→マテーラ・チェントラーレ駅も所要1時間30分(4ユーロ)。
よって、アルベロベッロからマテーラまで電車で行くには、バーリでの乗り換え時間を含めると、4時間近くかかります。日曜日は電車は運休で、その代わりにバスが運行されますが、本数は少なくなるので注意してください。

また、アルベロベッロとマテーラを直接結ぶバスは、おそらくなかったと思います。

私たちは、マテーラ・チェントラーレ駅前に着いたのが20時過ぎだったで、タクシーは見かけませんでした。
他に質問があれば、また書き込んでください!

yozora:

8月22日にアルベロベッロにバーリから電車で1泊でトウルッリホリデイに泊まってきました。このサイトはとても助かりました。バーリから私鉄に乗り換える時も、ネットのページを印刷して行ったので、切符売り場も写真通りでここだ!と思い安心しました。私達が行ったときは日本人(東洋人)はひとりもいませんでしたが・・・夕食はレストランではなく、近くの肉屋でソーセージと豚肉を串焼きにして売ってるのを買って部屋で食べました。美味しかったですよ。しかしイタリア人って、夜は12時過ぎまで子供含めて家族連れの観光客がざわざわしてたし、朝は6時過ぎから音が聞こえてきたし、すごいなあと思いました。それからいやに老人が多くて、夕方(夜)みんなbarや街中で数人で井戸端会議っぽい感じで集まってるんです。なんかいいなあ・・・と思いました。行って良かったです。

yozoraさん、はじめまして!
トゥルッリホリデイに泊まられたのですね。私鉄の乗り換えなどで当サイトを参照してくださったようで、ありがとうございます。
旅行話をうかがうと、また旅行に行きたいという気持ちが にわかに大きくなります。もしもまたアルベロベッロを訪れたら、また同じホテルに泊まって、お肉屋のソーセージをためしてみようと思います♪
アルベロベッロがほのぼのとした雰囲気なのは、ご老人たちの存在があればこそなのかもしれませんね。
それでは、これからもよろしくお願いします。

みゅう:

こんにちは、はじめまして。
9月の連休にバーリからアルベロベッロそしてローマに行く予定です。
アルベロベッロのホテルは偶然にもおなじホテルなので、情報がいただけて凄く助かります。
バーリからアルベロベッロへは日曜なのでバスで向かう予定です。スマホを頼りに移動する予定なのですが、イタリアは変圧器が必用かご存知でしたら教えていたたけないでしょうか。

みゅうさん、コメントありがとうございます。
私たちがイタリアを訪れたのも、早6年前。今や、スマホが当たり前に時代になり、隔世の感を感じます。
最新の電子機器であれば、おそらく充電器自体に変圧器の機能はついてるものと思いますが…。

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