HOME  サイトマップ  メールを送る  total  yesterday  today

2006年08月22日

22b) アヌシー → リヨン

アヌシー ANNECY

人口50,000人。アルプスのヴェネツィア。

 8月22日(火)の午後。

グルノーブル駅 14:27発 → アヌシー駅 16:11着
 …の予定の電車は、予定より5分遅れて16:16にアヌシー駅到着。

アヌシーアヌシーの芝生
↑【左】アヌシーの広大な芝生。  【右】プロムナード。↑


↑過去から未来へと受け継がれるアヌシーの自然美。

 アルプスのヴェネツィアこと、アヌシー。
 アヌシーは、グルノーブル以上にスイスっぽい街でした。それは、アヌシーが、グルノーブルとジュネーブの中間に位置するということからも、想像に難くありません。
 16時過ぎにして、真昼のような日差し。どこまでも続く広大な芝生、高く澄みきった青空、手付かずの山々。駅から東へ6分ほど歩くと、このような景色に出会いました。

アヌシー湖アヌシー湖畔
↑【左】透明度の高いアヌシー湖。  【右】貸しボート屋。↑

Lac d'Anncey
↑アヌシー湖は、底が見えるくらい透明でした。

 そして、湖畔の芝生のその先には、ヨーロッパで最も透明度が高いといわれているアヌシー湖(Lac d'Annecy)がありました。標高447mに位置し、表面積27平方km、全周32km、水深80m(最深)。白鳥やカモが泳いでいて、何とも爽快な湖でした。
 ペダル漕ぎボートは、2人30分で9ユーロ(1,350円)。2人60分で13ユーロ(1,950円)。いくつか貸しボート屋がありましたが、どの貸しボート屋も判で押したように同じ価格でした。おそらく協定があるのでしょう。 芝生のプロムナードからアヌシー湖と山々を眺めるときは、主に東方向を見るので、午後のほうが逆光にならずおすすめです。

ベンチ花
↑【左】グルノーブルのベンチと甲乙つけがたい、アヌシーのベンチ。

AneecySwan
↑【左】アヌシー(Annecy)のA。  【右】白鳥はエサを狙っている様子。↑

「アヌシーや どちらを見ても 山笑ふ」
「…。『山笑ふ』は、春の季語よ♪」

 アヌシー湖にかかる恋人たちの橋(Pont des Amours)という、少し照れくさい名前の橋を渡り、旧牢獄およびアヌシー城を見ました。旧牢獄は橋からみて西方向にあるため、午後だと逆光になってしまい、少し残念。

アヌシーの旧牢獄
↑『恋人たちの橋』には、人がいっぱい。↑


↑【左】川の中央にそびえる、旧牢獄。  【右】アヌシー城。↑

 その後、駅へ。アヌシーからリヨンまでは、この時間帯は1時間に1本程度の運行があるようです。

アヌシー駅 18:20発 → リヨン・パール・デュー駅 20:10着

 この電車に乗ろうと思いましたが、構内の発着案内には、出発ホームの欄に『AUTOCAR』と表示されていました。

「どういう意味だろう?」
「もしかして、電車じゃなくてバスだという意味なのでは? ter(フランス国鉄ローカル線)は、電車がバスに振り替えられることがあるって何かに書いてあった記憶があるよ。」
「きっとそうだ!もう18:20になってしまうから、急ごう!」

 2人はあわてて駅の外へ。横付けされていた白いバスには、ter(フランス国鉄ローカル線)のロゴがあり、その運転手に聞くと、リヨン行きだというので、乗り込みました。電車がバスに振り返られた場合でも、フランスレイルパスを提示すれば、もちろん運賃はかかりません。しかし、■■は電車内でトイレに入るつもりだったのですが、バスだったのでトイレが無く、少し困りました。

フランスの高速道路料金所terのバス
↑【左】高速道路の料金所 in フランス。  【右】terのバス。↑

リヨン LYON

人口445,000人。歴史と美食の街。リヨン歴史地区は、1998年世界遺産登録。

 バスは高速道路を快調に進み、20:00、予定より10分早くリヨン・パール・デュー駅到着。パール・デュー駅のそばにショッピングセンターがありましたが、ちょうど20:00で閉まってしまいました。
 リヨン・パール・デュー駅からリヨン・ペラシュ駅までは、電車はたくさん運行されていました。TGVに乗ること5分。

リヨン・パール・デュー駅 20:13発 → リヨン・ペラシュ駅 20:18着

LYONリヨン・パール・デューLE CAVEAU
↑【左】リヨン・パール・デュー駅。  【右】レストランLE CAVEAU。↑

 夕食は、リヨンのベルクール広場から少し東に行った、R.des Marronniers通りのいちばん南側にある、LE CAVEAUというレストランで食べました。サラダと前菜、ビーフのヒレステーキ、デザートのコースが、13ユーロ(1,950円)。に、焼いたリンゴの上にチーズが乗った前菜は、初めてのコンビネーションで驚かされましたが、その他の料理は可もなく不可もなくといった感じ。リヨンは美食の街というので、期待しすぎたのが悪かったのでしょうか。ノンスモーカーの■■と●●にとっては、タバコ吸い放題の半テラス席はちょっと厳しかったです。


↑【左】サラダと前菜。  【右】メインの牛ヒレステーキ。↑

 Inter Hotel Axotel Perracheには、22:50帰着。2人1泊1室で46ユーロ(6,900円、朝食なし)のわりに、よい部屋でした。シャワーはサーモスタット付きで、水の勢いのよさも、この旅行で1、2を争うほどの室でした♪

リヨン・インターホテル
↑【左】リヨンのInter Hotel Axotel Perracheの部屋。  【右】洗面所。↑

にほんブログ村 旅行ブログへ 翌日は、リヨンを1日観光しました。ランキングに協力してくださる場合、こちらの文章をクリックしてください。

トラックバック

トラックバックURL : http://travel.macbb.com/blog/mt-tb.cgi/193

コメント (4)

はじめまして。これ全部行かれたんですか。しかもカップルで。うらやましい限りです。ポチ!

京都ふらり鉄道散歩さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。ブログ拝見致しました。京都ふらり鉄道散歩さんは、ブログ村の鉄道ブログランキングで1位をkeepし続けていてすごいですね!当サイトもあやかりたいです(^O^)。
これからもよろしくお願いいたします。ポチ!

はじめまして。いろいろ行かれてますね。写真もきれいです。ご夫婦でこれだけ(結構私がお薦めしているところとかぶってますが:笑)行けるとはいいですね。もっぱら私は仕事でしたが。今後も寄らせていただきます。

旅のスタイリストさん、はじめまして!
コメントありがとうございました。
同じ街をたくさん訪れているので、こちらも懐かしくサイトを拝見いたしました。また、アンティーブのピカソ博物館、ヴィルフランシュ・シュル・メール、サンタ・マルゲリータ・リーグレ、夜のヴェネツィアなど、私たちの訪れていない場所のきれいな写真も数多く掲載されていますね。
これからもよろしくお願いします。

コメントを投稿

記事の新旧を問わず、コメントは大歓迎です。
ご質問、ご感想、壁紙のリクエストなど、お待ちしています。

2006イタリア・フランス旅行記(このカテゴリー)内の 全てのエントリー

Copyright (C) 2004-2008 Itsumo-Kokoroni-Europe. All Rights Reserved.