8月16日、7:05に目が覚めて、雨音に気がついた水曜日。
「雨音は、旅情を誘わないなぁ。」
イタリアを旅行した16日間。いろいろな都市を巡りました。しかしそれでも、39ヶ所あるイタリア世界遺産のうち、訪れたものはわずか10ヶ所に過ぎません。世界には、あまりにもたくさんのものがあることを、旅行をすればするほど思い知らされる気がしました。
予想だにしなかったことも数多く起きましたが、なんとか無事にジェノヴァに辿り着きました。そして今日、■■と●●はいよいよ国境を越えてフランスへ!
↑【左】9月20日通りはアーケード完備。 【右】さようなら、イタリア。↑
7:55にホテルを出発。9月20日通りはアーケード完備なので、雨に濡れずにフェラーラ広場まで歩くことができました。そして、フェラーラ広場駅から、プリンチペ駅まで、メトロで移動(4駅)。
8:25に、ジェノヴァ・プリンチペ鉄道駅に到着しました。
↑【左】プリンチペ駅前のコロンブス像。 【右】ニース行きのECは14番ホーム到着。↑
ニース行きの切符は、昨日ブリニョーレ鉄道駅で購入済み。切符売り場の窓口で、ジェノヴァからは、マントン(イタリア人はメントンと発音)まででも、モナコまででも、ニースまででも全て15ユーロ(2,250円)だと言われたので、いちばん遠いニースまでの切符を購入しておきました。さすがは国際線、切符購入時にパスポートの提示を求められました。
『ジェノヴァ・プリンチペ駅 → ニース・ヴィル駅 1人15ユーロ(2,250円) EC(ユーロシティ)』
↑ジェノヴァからニースまでの停車駅が書かれた時刻表。
ジェノヴァ・プリンチペ駅を8:55に出発する予定のECは、8分遅れで9:03に出発。コンパートメントは6人掛け(3人と3人が向かい合うかたち)。■■と●●は、7号車の33番と34番の席でした。乗客が多く、指定席が取れなかった人が、通路の補助席に大勢座っていました。
ECとはいえ、イタリアの鉄道。最後まで手抜きをせずにイタリアらしさを発揮してくれました。国境に面したイタリア最終の駅、ヴェンティミリア(VENTIMIGLIA)駅を出発したのは、予定より35分遅れた11:58。
そして、何の前ぶれもなく、大きな目印もなく、ECはイタリアとフランスの国境を越えました。
■■と●●が、フランスに入国したことに気がついたのは、マントン駅(MENTON)に到着した12:10。
↑【左】イタリア国境付近のヴェンティミリア。 【右】フランス国境付近のマントン。↑
「『出口(Exit)』の意味を表す駅の看板が、『USCITA』から『Sortie』に変わっている♪」
「ついに、フランスに入国したんだね!シェンゲン条約加盟国間なので、パスポートのチェックがないようなことは耳にしていたけれど、知らないうちに国境を越えてしまって、感慨に浸る間がなく、ちょっと残念だったね。」
そして電車は12:10、モナコ・モンテカルロ駅(MONACO-M.CARLO)到着。
コメント (2)
はじめまして。ブログ村の海外旅行からやって来ました。写真からおもしろい旅だなあというのが伝わって来ます。結末はどうなるのかと、そんな期待も感じます。ただ惜しいなと思うのは、鉄道の写真です。カメラを縦ではなく、横にした方が先頭から後方まで入って奥行きを感じることができます。
ちなみに私も9月にヨーロッパを旅行して、ブログにまとめています。テーマは鉄道ですので、興味あればどうぞ。次はイタリアへ行こうかなと思いました。
投稿者: SILVER KRIS | 日時: 2006年10月24日 12:03
日時: 2006年10月24日 12:03
SILVER KRISさん、はじめまして。
コメント&貴重なアドバイス、ありがとうございました(^o^)。
実はユーロシティの写真、もともとは横長の写真なのですが、左隣のコロンブス像の写真(縦長)に並べられる写真がなかったので、トリミングして縦長にしてしまったのです♪御指摘のとおり、そのためなんとなく窮屈な写真になってしまいました。
私たちは、鉄道に乗る前も下りた後もあわただしいことが多く、駅で落ち着いて電車の写真を撮ることが少なかったように思います。
SILVER KRISさんのページの電車の写真は、どれもキマっていますね~♪これからも、よろしくお願いいたします。
投稿者: 管理人N | 日時: 2006年10月24日 21:16
日時: 2006年10月24日 21:16