タオルミーナ TAORMINA
マッツァーロ海岸の砂浜に降り立ち、再び現実に舞い戻った■■と●●は、クルーズの余韻に浸りながら、うっとりとした顔つきでロープウェイ乗り場へ。1人1.8ユーロ(270円)。カプセル型のロープウェイに乗ると5分ほどで、丘の上のタオルミーナ市街地に到着。
↑【左】タオルミーナのロープウェイ乗り場。 【右】片道切符を購入。↑
ビーチにも観光客がいっぱいいましたが、市街地は更に多くの観光客で溢れていました。
メッシーナ門をくぐり、かわいらしいお土産屋やブランドショップ、レストランがある通りを抜け、まず向かったのは市民公園(Villa Comunale)。
シチリア島でよく見かけるサボテンだけでなく、手入れされた背高の木々や花々が心を和ませてくれる公園でした。いちばん眺望がよく、しかも木陰のベンチが運良くあいていたので、そこに腰掛けてしばらくただ「ぼーっ」としました。
↑のどかで落ち着ける、タオルミーナの市民公園。
↑眼下にタオルミーナ駅、イオニア海(ナクソス湾)、そして遥か遠くにはエトナ山。
今までの海外旅行は、最長で11泊13日だったので、時間がもったいなくて焦ってしまうことがありましたが、今回の旅行は1ヶ月間。
「のんびりとした気持ちで、ゆるやかな時間を楽しめるね~。」
「この公園はそれほど観光客がいなくて、エトナ山も眺めることができるし、気持ちいいね♪」
↑【左】白猫と黒猫。子供は何色になるのでしょう? 【右】市民公園内の建物。↑
猫もゆったりくつろいでいる市民公園で、16:00から17:00まで休息したあと、リュックを背負ってローマ通りを歩き、カテドラーレへ。そして、4月9日広場へ。
↑【左】楽しい街歩き。 【右】お土産屋のオリジナル・グッズ。↑
↑【左】カテドラーレ。 【右】4月9日広場のオブジェ。↑
ひととおりタオルミーナの中心街を見たあと、階段を下って徒歩でタオルミーナ鉄道駅まで戻ることにしました。
しかし、この階段がクセ者でした。地図にきちんと載っているので ある程度舗装された階段を想像していたのですが、実際にはかなり足場が悪い場所が多く、道が途切れているように見える地点が3ヶ所ありました。
↑【左】ウンベルト通り。 【右】舗装されていない階段は、もっと過酷でした。↑
足はけいれんを起こす寸前でしたが、何とか階段を下りきって、鉄道駅にたどりつくことができました。
この階段は、眼下に美しい景色が広がっているものの、普段山歩きなどをしていない■■たちのような人間にはそれを楽しむ余裕などなく、かなり厳しかったです。
鉄道駅に戻ると、インフォメーションはもう閉まっていました。切符売り場も閉まっていたので、自動券売機でメッシーナまでの切符を購入。
『タオルミーナ → メッシーナ 1人3.15ユーロ(472円)』
↑タオルミーナとお別れ。
18:41、イタリア鉄道のローカル線は、タオルミーナをめずらしく定刻に出発。
「午前の電車は15分遅れていたのに、どうやって遅れを取り戻したのかな?」
「日本と違って電車の本数が少ないから、午前の遅れが午後に響かないんだと思うよ~。」
「なるほど~。しかもこの電車は鈍行(ローカル線)なのに、午前に乗ったインテルシティよりも新しくてきれいだね♪」
↑【左】イソラ・ベッラ。 【右】右側の車窓、イオニア海が延々と。↑
…そんな話をしていると、右側の車窓からイソラ・ベッラが見えました。ただし、■■たちが車窓から目にしたイソラ・ベッラとイオニア海は、昼間とは全くの別物。美しい海の青さは、太陽の光の恵みがあってこそなのです。
電車は、シチリア島の東岸を北上。空がピンク色に染まりだすと、イオニア海の向こうに長靴のつま先(イタリア本土)が見えてきました。
↑【左】本土もほんのりピンク色に染まっていました。 【右】メッシーナ到着。↑
メッシーナ MESSINA
19:55、メッシーナ鉄道駅に到着。メッシーナ鉄道駅は、予想に反して近代的。
プルマン(INTERBUS社)の切符売り場は、鉄道駅を出てすぐのレプブリカ広場に面した左方にありました。
ここで「バーリ行きのプルマン(長距離バス)の切符を購入したい。」と窓口で伝えると、係員は口笛を吹きながらパソコンを操作。はじめ、画面に『System are Busy』と表示されたので、「23時にまたここに来てくれ。」と言われましたが、よく言葉が分からないふりをしてしばらく窓口前で粘ると、係員はもう一度操作をしました。すると、今度は難なく画面が進み、バーリまでの切符を購入できました。
↑【左】近代的なメッシーナ鉄道駅。 【右】プルマンの切符売り場。↑
↑購入したプルマン(長距離バス)の切符。
『メッシーナ → バーリ 1人33.5ユーロ(5,025円) プルマン(長距離バス)』
支払い終えて時計を見ると、20:25。プルマンの出発時刻は23:40なので、3時間以上時間があります。かといって、この時間から観光するわけにもいかないので、どこかレストランに入って長居することにしました。
鉄道駅内のファーストフード店は、雰囲気は悪くありませんでしたが、22:00でクローズしてしまうとのことなので、あえなく却下。
しかし、駅前のレプブリカ広場周辺は明かりが少なく、ぱっと見た限りではレストランはありません。日本の『駅前』のイメージは、メッシーナに限らずイタリア地方都市では全く通用しません。
こういうときは、道を歩いている人に尋ねるしかありませんが、夜道の場合、慎重に尋ねる相手の選択をする必要があります。幸い、自家用車から降りてきた地元の中年夫婦が歩いていたので、その夫婦に尋ねてみました。ご主人は「あっちには、中華料理屋があるし、向こうには…。」と説明を始めましたが、奥さんは先に歩いていってしまい、なにやら大声を発しています。
てっきり「そんな日本人にかまってないで、早く来なさい!」などと言っているのかと思いきや、そうではなく、この夫婦もレストランに行く最中で「あなたたちも私たちと同じレストランに来なさい!」と言っていることが分かりました。奥さんは既に、リストランテNATASHAの入口前。店員に閉店時間を尋ねると「23:00。」と答えたので、この夫婦にお礼を言って、■■と●●も店内に入りました。
↑メッシーナ鉄道駅近くの、NATASHAというリストランテ。↑
ピッツァ・マルゲリータ 4ユーロ(600円)
ミネラルウォーター 1.5ユーロ(225円)
コペルト 2人3ユーロ(450円)
ピッツァは昨日の店ほどの味ではありませんでしたが、雰囲気はよく、長居してもいやな顔ひとつされませんでした。案内してくれた夫婦は、レストランの隣の部屋でパーティーに参加していました。おそらく、親類の子供の誕生日パーティーといった感じ。
結局、23:20まで店内に居て、それからプルマン乗り場(レプブリカ広場)へ。23:40近くになるとプルマンが何台か停まっていて、少し焦りましたが、無事にバーリ行きのプルマンが見つかり、リュックを下に乗せたあとに乗車。
↑【左】夜行プルマン。 【右】プルマンごとフェリーに乗って、海峡を渡りました。↑
乗客は座席の6割くらい。海外旅行初の、夜行バスでの宿泊。多少の不安と緊張はありましたが、タオルミーナでの疲労もあり、■■と●●はメッシーナ海峡を渡る前にほぼ眠りについていまいた。
コメント (1)
そんな便利なバスがあるんですね
すご~い バスで眠ってフェリーに乗っちゃうなんて
旅の疲れは取れましたか?
私のPCタイムは23時までなので
続きはまたの楽しみにしま~す
投稿者: マリン | 日時: 2006年09月27日 23:09
日時: 2006年09月27日 23:09